競馬名レース

【競馬名レース動画紹介 part.4】第46回ステイヤーズS(GⅡ)

こんばんは、ドンディーです。

競馬ファンであればピンとくるような衝撃的なレースを不定期にシリーズ化して勝手に紹介していこうというこの記事。
競馬名レース動画紹介のコーナーでございます!

まだまだ競馬界の歴史に疎いので記事を書きつつ勉強していきます!

「第46回 ステイヤーズS」とは

名レース紹介第四回で取り上げますのは、2012年に開催されたこのレース。
「第46回ステイヤーズS(GⅡ)」です。

このレースは前回ご紹介した阪神大賞典よりも更に距離の長い、3600mもの中山競馬場長距離芝コースを走るという、中央競馬の中で障害競走レースを除いた最も長い距離の重賞レースなのです!

ステイヤーとは、競馬用語でスタミナが豊富かつ長距離(2400m以上)が得意な馬のことを指すらしいですね。
ステイヤーズSとは、まさに長距離での強者を決める重賞なのです!

ちなみに最も距離があるのは、障害レースGⅠ「中山グランドジャンプ」が最長距離の4250mです!
毎年4月にオジュウチョウサンなどの馬が大活躍していますね!

さて、今回取り上げたこの第46回目のステイヤーズSは、とある馬がまさかの展開によって勝ち星を上げるという驚きの展開が待っているのです。

一番人気はメイショウウズシオ、次点にデスペラードでした。
そこまで大きく差のついたオッズではなかったため、どの馬がきてもおかしくない状況ではありつつも、やはり上位人気の馬たちには期待されていたことでしょう。

「第46回 ステイヤーズS」レース動画

2012年12月1日 第46回ステイヤーズS(GⅡ)
 





恐らく初めて見た方は、私のようにナンデヤネンという名前の馬が実況で読まれたところで笑ってしまったのではないでしょうかw
面白い名前の馬はいろいろずるいですよねw
印象に残る名前の馬もまとめたいなと思いましたw

さて、途中で序盤逃げていた5番メイショウクオリアが競争中止で心配だったものの、最後の直線で一瞬元気な姿を見せますのでそちらも心配はなさそうですw

レースの展開としては、メイショウクオリアからケイアイドウソジン、2周目にはメイショウウズシオが先頭に逃げると入れ替わりの展開で、この辺りが制するのかと…思いきや!

なんと最後の直線で内からすごい勢いで突っ込んできたのはトウカイトリック!

デスペラードなど他の馬も伸びてくる中、その差譲らずにゴールイン!
驚きなのが、なんとこの馬10歳という高齢馬であったということ!

レースに参加していたのは若くて4歳から様々な年齢層の馬が参加していましたが、最年長で二桁台の年齢だったのはこのトウカイトリックのみ!

実況で「10歳馬が制しました!」と言っていたのは痺れましたね…
まだまだ若いモンには負けんとばかりの貫禄を見せてくれたのです!

決して弱い馬ではないのですが、通常ですと歳老いてきている馬は若い馬と比べてしまうと買いにくいもの。
当時のオッズは8番人気の28.0倍でした。
そんなトウカイトリックが10歳馬の意地を見せたものですから、当然配当はやや荒れ気味となりました。

レース結果は以下の通りだったようです。

「第46回 ステイヤーズS」のレース結果

■ステイヤーズS|2012年12月1日 | 競馬データベース – netkeiba.com
https://db.netkeiba.com/race/201206050111/

まさかの馬が最後に飛び込んできたため、荒れ気味の配当に!

結果は三連単で24万円。当然ですね。
2着以降はやや人気目の馬が入ってきておりますが、この展開はあまり予想できなかったのではないでしょうか。

まさにナンデヤネン!と言ってしまいそうなレースでした!
ナンデヤネンは12着だったようですがw
うーん、ずるい名前だw
しばらく忘れられそうにないですw

このトウカイトリックですが、なんとその後も12歳までかなりの長い期間を現役で走っていたという驚きの馬だったようです。

海外経験も得て、ファンに大きな印象を与えて引退。
その後は誘導馬としての余生を送るはず…だったのですが、なんと京都競馬場を放牧中に骨折。
残念ながら安楽死としてこの世を去ってしまうという悲しい結末に終わってしまいました。

彼の長きにわたる戦いは、いつまでもファンの心に強く残っていることでしょう。

また面白いレース、衝撃的なレースを見つけたら記事にしていきたいと思います!
ドンディーでした!

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