牝馬戦は荒れども、牡馬戦は堅かった!
こんばんは。ドンディーです。
本日は中央競馬の3日間開催最終日。昨日のローズステークスに続き、秋のGⅠレースに向けた重要なレースが本日も中山競馬場にて行われました。
セントライト記念(GⅡ)は、菊花賞トライアルということもあり、秋の大きなGⅠレースのひとつである菊花賞に向けての重要なレースになっているんですね!
牝馬からはリアアメリアらがデアリングタクトに挑戦することになりましたが、牡馬からは一体どの馬がコントレイルに挑戦できるのでしょうか!

セントライト記念(GⅡ)― 中山競馬場
本日のメインレース、セントライト記念です。
セントライトとは、調べてみると日本で初の3冠馬に輝いたという伝説の競走馬のことだそうで、なんと活躍していたのはまだ日本が終戦していない時代。1941年に活躍したそうです。
3冠馬とは、今でいう皐月賞・東京優駿(ダービー)・菊花賞の3つのGⅠレースを制覇した牡馬のことを指します。牝馬は桜花賞・優駿牝馬(オークス)・秋華賞が3冠とされていますね。ファンには常識の話でしょう。
そんなセントライトの功績を称えて設立されたこのレースは、先ほども記述したように菊花賞トライアルとして今年の3歳牡馬の王者を決める舞台に立つための予選が行われるわけです。
今年はある超有名3冠馬のディープインパクトの血を濃く受け継いだとされた、コントレイルなどが相手になる菊花賞ですから、ここを抜けた上位3頭の馬はその舞台に立つことが出来るわけですね。
1番人気はサトノフラッグ(戸崎圭太騎手)でした。皐月賞・東京ダービーともに着外ではあったものの、GⅠレースに出れるほどの実力に間違いなし!
またディープインパクトの血統でもあることから、個人的にも大きな期待がありました。なんといっても昨日の牝馬戦でもディープインパクトの子供が勝っていますからね!
その次以降人気には、同じく皐月賞・東京ダービーにも参戦したガロアクリーク(川田将雅騎手)、そしてこちらもディープインパクト産駒のフィリオアレグロ(M・デムーロ騎手)が3番人気です。
最後まで逃げ粘ったバビットの勝利!
いやはやサトノフラッグかガロアクリークが直線で一気に差す展開かと思ったのですが…バビットがまさかの逃げ切り勝ちでした!
なんとこのバビット、今年に入ってから4連勝め。全て逃げ切り勝ちという成績で記録を更新となりました。なかなかガッツのある牡馬でしたね!
内田博幸騎手とも初コンビで、この逃げが菊花賞でコントレイルを圧倒するのでしょうか。個人的にはコントレイルならこの逃げ粘りでも差せてしまうとは思いますがw
後続には人気のサトノフラッグ、ガロアクリークがバビットを差すことはできなかったもののなんとか菊花賞への出走権を獲得することができました。
牝馬戦ではディープインパクト産駒が非常に輝いておりましたが、今回はそうもいきませんでしたね!強い血統ではありますので、今後のレースにも期待です。
結果は以下の通りでした。
■セントライト記念(GⅡ) 結果・払戻 | netkeiba.com
https://race.netkeiba.com/race/result.html?race_id=202006040511&rf=special_pickup

人気馬が2、3着でかろうじて万馬券!
割と上位人気で固まりましたね。バビットも4番人気ということで、そこまで大穴馬でもなかったわけですが、上位人気馬たちから逃げ切ったのはお見事としか言いようがありません。

終わりに――
さて、若き三歳馬たちの予選が終わりました。10月末の大舞台が楽しみですね!
私は3日間は特に当たりもしませんでしたが、結構惜しい場面があったので悔しさはあるものの大きなマイナスでもありませんので、特に痛手はありませんw
さて、今週は地方競馬もかなり開催されているようで、シルバーウィークも結局どこもいかずに家で観戦していそうな気がしますw
ドンディーでした!

