女王、大敗…!
こんばんは。ドンディーです。
昨晩は日本時間の23:05より、フランス・パリロンシャン競馬場にて凱旋門賞が行われました!
あの日本人が未だに成し遂げたことがないという、非常にハイレベルなレースです。世界中から強豪馬が集結するこの大舞台、今年は大波乱でした。
大きく注目されていたのは、世界最強牝馬と謳われたエネイブル。去年の凱旋門賞は惜しくも2着に終わってしまいましたが、それ以前は過去の凱旋門賞を2勝もしているとてつもない記録保持馬です。
今回3回目の勝利を獲得できるかという大きな目標を掲げて恐らく最後の挑戦となるエネイブルですが、当然それに立ちはだかる強豪がたくさんいるわけですね。
そして日本からは今年はディアドラ一頭のみの参戦。しかし一頭でも参戦できているおかげで、我々は海外競馬を楽しめていますから感謝ですね。
残念だったのが、武豊騎手が騎乗予定だったジャパン含めた同厩舎の馬たちに薬物の疑いがあり、凱旋門賞制覇の夢がまた遠のいてしまったことですね。いやはや当日にとんでもないアクシデントもあったものです。

凱旋門賞(GⅠ)― パリロンシャン競馬場
全ての騎手・馬・馬主・関係者らが夢見る大舞台、凱旋門賞。
2400mの芝コースで、当日の馬場は不良との発表。
このパリロンシャン競馬場では雨が降ると一気に重たい馬場に代わる傾向らしく、雨の続いた現地では非常に足元の悪い馬場コンディションだったと言えます。
1番人気は当然のことながら、エネイブル(L・デットーリ騎手)でした。圧倒的な人気で指示を得ており、世界最強牝馬とまで言われたその実力はかなりのもの。
18レース中15勝を挙げ、その大半がGⅠクラスのレースという驚愕の成績。凱旋門賞を2度も勝利している馬はエネイブルで7頭目らしく、今回勝利することが出来れば史上初の凱旋門賞3勝を成し遂げることが出来ます。
しかし、昨年の凱旋門賞ではヴァルトガイストに惜しくも2着で敗北してしまい、3連覇とはならず。今年でもう6歳のエネイブルは凱旋門賞への挑戦も今年で最後ではないでしょうか。
2番人気以降がストラディバリウス(O・ペリエ騎手)、ペルシアンキング(P・ブドー)となっていました。いずれも数々の海外GⅠレースを制覇してきた強者揃いです。
絶対王者など存在しない…!
なんとエネイブルは思いの外伸びず、前を行っていた馬郡に追いつくことなく終わってしまいました!
勝ったのは5番人気のソットサス(C・デムーロ騎手)でした!日本で頑張っている、あのM・デムーロ騎手の弟さんなのだそうで、初の凱旋門賞制覇ということで偉業を達成したようです!
その後続いたのも4番人気インスウープ、そして2400mもの長距離が初めての挑戦ながらも逃げ残ってしまった3番人気ペルシアンキングが馬券内に入るという結果に。
エネイブルは6着、そして日本のディアドラは8着という結果でした。
荒れた馬場がそうさせたのか、馬券も荒れるという予想外の展開となりました。
結果は以下の通りでした。
■凱旋門賞(GⅠ) 結果・払戻 | netkeiba.com
https://race.netkeiba.com/race/result.html?race_id=2020C8100404&rf=special_pickup

まさかの女王敗退により、10万馬券へ…
エネイブルだけでなく、ストラディバリウスまで着外となってしまったので10万馬券というなかなかの高配当に!
エネイブルが勝てない可能性は考えていたものの、流石に3着以内には入ると思って馬券を買っていたものですから、当然負けてしまいましたw
ソットサスは組み合わせていたのに、まさか本命が着外とは…
これが競馬の恐ろしさですねw
前みたいに大金をぶっこまなくて本当によかった…

終わりに――
最初は7月に5万くらい負けた分を一気に取り戻してやろうとしたんですけども、エネイブルが絶対勝つって思えなくなってしまったので、正直あまりぶっこむ気になれなかったのですがよかったですw
競馬に絶対はない、さんざん今までも見てきたので改めて冷静になれましたw
秋はコントレイルやデアリングタクトらの若き旋風が巻き起こりますけども、必ず勝つ保証は一切ありませんから。ちょっと一歩引きつつ馬券を買って行こうと思いましたw
ドンディーでした!

