競馬

【第61回 きさらぎ賞(GⅢ)、第71回 東京新聞杯(GⅢ)】ラーゴム&北村友一騎手、カラテ&菅原明良騎手おめでとう!

期待に応えた3歳馬たち、馬券に風穴を空けた5歳馬たち

こんばんは。ドンディーです。

本日は各会場にて、GⅢクラスの重賞戦が行われた一日でした。

天気も良く、まだ2月だというものの春の暖かさにまで気温が上がって過ごしやすい中でした。

今年の3冠に向けてステップアップする3歳馬たちと、春GⅠのひとつである安田記念へ向けての前哨戦を迎える馬たちが競争します。

そして――

勝利したのは、どちらも維持と根性を持ち合わせた素晴らしい馬たちだった!

きさらぎ賞(GⅢ)― 中京競馬場

本日の中京競馬場で開催されたメインレースは、3歳の若手馬たちが交わるきさらぎ賞です。

きさらぎ(如月)は2月を表す月名レースとなっており、従来は京都競馬場にて開催されていた重賞レースです。京都競馬場での開催では芝2000mで行われた競争ですが、今年は中京競馬場開催で距離は変わらず芝2000mで設定されました。

今年の三冠馬がここから出てくるかもしれない精鋭の若手たちが、いったいどこまで活躍を見せてくれるのか期待のレースです。

最終オッズ上位人気3頭は以下の馬でした。

■ランドオブリバティ(三浦皇成騎手)

1番人気は、ディープインパクト産駒の両血統馬。前走のホープフルステークスでは、最後のカーブ手前でバテたからかのコースから外れてしまい、競争中止の結果に。しかしそれまでは無敗で来ている実力もあることから、それを経てからの調整で期待の1頭に。

■ヨーホーレイク(武豊騎手)

ランドオブリバティと同じく、ディープインパクト産駒で似たレース成績を持つ良血馬が2番人気。前走では惜しくも3着という結果に終わってしまったものの、今回のメンバーであれば充分勝てる要素が見込める。

■ラーゴム(北村友一騎手)

3番人気は複勝圏内100%維持の成績、前を往く脚質のラーゴム。前走からは3か月ほどの期間を空けての出走となり、今回こそは勝利に踏み込めるか。

最後まで粘ったラーゴム!

先頭の馬についていく形で追走していたラーゴムが、最後の直線の坂で一気に前に出ていく。外から一気にヨーホーレイクが追い込んでくるものの、なんとかギリギリで1着ゴールイン!

あと100mでも距離があったとしたら、ヨーホーレイクが勝っていただろうと言うギリギリの勝利!そして素晴らしい粘りをラーゴムが見せてくれました。

ランドオブリバティはかなり後ろからの競馬をしていたものの、最後の直線で間から一気に伸びてくる。ヨーホーレイクと同じく父の末脚を見せてくれ、今回はコースから逸れることなく3着入選!

3頭とも人気に応える結果となりました。

結果は以下の通りでした。

■きさらぎ賞(GⅢ) 結果・払戻 | netkeiba.com
https://race.netkeiba.com/race/result.html?race_id=202107011211&rf=special_pickup

※netkeiba.comより引用

飛びぬけた実力の3頭がそのまま入る!

そのまま人気に応えた3頭が入ってきたため、配当は落ち着いたものとなりました。

上位人気3頭に関してはまだまだそこまで大きな成績差がないため、また同じレースをしたとしたら違った結果になったかもしれません。

この中から、今年の3歳GⅠ重賞を勝つ馬がどれだけ出てくるのでしょうか。楽しみですね!

東京新聞杯(GⅢ)― 東京競馬場

東京競馬場で行われた本日の重賞レースは、東京新聞杯でした。

東京新聞は主に関東地方にて配布されている中日新聞社が提供する日刊紙。正式には中日新聞社賞とも称されるようです。

過去には2400mや2000mといった、長距離芝レースに設定されていたことがあり、途中から古馬マイル戦に設定変更され、春GⅠの安田記念に向けたレースとして毎年2月の頭に行われています。

また、このレースはディープインパクト産駒が多くレースを制しているという傾向にもあると言う話もあるようです。今回も6頭ものディープインパクト産駒の子らが参戦。果たしてどの馬がこのレースを制するのか。

最終オッズ上位人気3頭は以下の馬でした。

■ヴァンドギャルド(福永祐一騎手)

重賞経験が豊富な、ディープインパクト産駒が1番人気。昨年の東京新聞杯では6着と結果が出せなかったものの、今年はリベンジなるか。鞍上はコントレイルを勝利に導いた、福永祐一騎手というところもポイント。

■トリプルエース(C・ルメール騎手)

外国産の逃げ脚質馬が2番人気に。鞍上がルメール騎手ということもあってか、人気の一角になっている。年明けの金杯では惨敗してしまったが、ルメール騎手がいかに勝利へと導けるかが鍵。

シャドウディーヴァ(岩田康誠騎手)

昨年の東京新聞杯は2着と惜しい結果となったシャドウディーヴァが3番人気。重賞は常連と言えるほど参戦しているものの、いまいち成績が伸び悩んでいる。昨年のリベンジも兼ねてここで結果を残せるか!

根性のぶつかり合い!

なんと勝ったのは5番人気カラテ!追い上げてきた12番人気カテドラルの追い込みに一瞬抜かされたものの、最後に維持を見せてまた前に伸びるという大きな底力を見せてくれるという熱い競走となりました!

一瞬カテドラルが勝利するのかと思ったそのとき、カラテが更に差し返すものですから負けじと根性を見せられて本気を見せられた気がしました…!

その競り合いをすぐ後ろから追走したのは、シャドウディーヴァとヴァンドギャルドの2頭。僅かに外側から追い込んだシャドウディーヴァが前となって3着に入選となりました。昨年2着の実力は伊達ではありませんでした!

結果は以下の通り。

東京新聞杯2021(GⅢ) 結果・払戻 | netkeiba.com
https://race.netkeiba.com/race/result.html?race_id=202105010411&rf=special_pickup

※netkeiba.comより引用

馬券に大きな穴を空けた、熱き2頭に敬礼!

カラテとカテドラルの攻防によって、他2会場のメインレースが硬めで終わった中とてつもない馬券に膨れ上がった今回の東京新聞杯!

私はカラテの最近の出走に非常に注目していたものですから、今回も期待を込めて単勝で購入したら…見事に的中!一瞬負けをちらつかされたものですから、最後に差し返してくれたときは感動すら覚えましたw

今年に入って初の的中に私もついつい熱い気持ちに!
カラテ、ありがとう!これからも応援します!

終わりに――

というわけで、新年の私の中での初的中が決まって気持ちの良い2月をスタートすることができましたw
ちょっと2021年は出遅れ気味でしたねw

今月末にはフェブラリーステークス(GⅠ)もありますし、春に向けて注目のレースが増えていきますからそれまで資金を貯めておきたいところですね!

ドンディーでした!

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