人気に応えた2頭、納得の勝利!
こんばんは。ドンディーです。
本日は今開催からスタートした中山競馬場と、阪神競馬場にてそれぞれ重賞がダブルで行われました。
阪神競馬場ではGⅠ高松宮記念への出走がかかった阪急杯。
中山競馬場ではGⅠ大阪杯への出走がかかった中山記念が開催されます。
どちらも2021年をステップアップしていくには重要なレース。古馬たちがこのチャンスに乗るために各会場に集結しました。
そして――
どちらも支持通りに決まるという、益々の活躍が期待される結果となったのでした!

阪急杯(GⅢ)― 阪神競馬場

まずは阪神競馬場で開催されたメインレース、阪急杯です。
春のGⅠ開幕となる高松宮記念に向けた、スプリント競走古馬たちによる優先出走権の獲得を目指したレース、それがGⅢ阪急杯。『阪急』とは、関西の鉄道会社である阪急電鉄の略称。こちらから寄贈賞が贈られることとなります。
過去には芝2200mで設定され、いくつもの条件変更のなかで最終的には高松宮記念への前哨戦という意味合いで芝1400mで開催され、一着入選馬に優先出走権が、また地方所属からの馬には2着までそれが与えられるということになっています。
今年の開催は、牡馬15頭・牝馬2頭の参戦。牝馬は2頭とも人気の一角となっており、注目の的となっていました。
最終オッズ上位人気3頭は以下の馬でした。
※番号は人気順で、馬番・枠番ではありません
1⃣レシステンシア(北村友一騎手)
1番人気はデビュー直後からGⅠレースで爪痕を残してきたこちらの馬が支持を得ました。前走ではあまり良い成績ではなかったものの、今回はGⅢクラス。当時は相手も能力が格上だったことから、今回はかなりの期待が集まります。
2⃣ダノンファンタジー(川田将雅騎手)
1番人気に続き、2番人気も牝馬が大きな支持を得る。2019年で三冠路線を目指したものの、結果が思ったよりも出せず。その後も重賞に参戦し続けたが惜しい結果が続く。ここで2021年、ブーストをかけられるのか。
3⃣インディチャンプ(福永祐一騎手)
2017年のデビューから、数々の重賞を参戦し成績を残してきたこちらの馬が3番人気。昨年は中山記念への路線だったが、今年は阪急杯路線での参戦。最近の成績も馬券内の着順が多く、6歳とはいえまだまだ期待の一角。
今年も牝馬が強い!レシステンシア期待に応えた!
冒頭からダノンファンタジーとカツジという人気馬が出遅れるというアクシデントがあり、前を往くロードアクアにピッタリくっついて勝利を得たのはレシステンシアでした。
しかもここにきてレコードタイムを記録してしまうという勝ちっぷり。これには完全勝利を認めざるを得ないでしょう!
そしてやや遅れながらも直線で外からインディチャンプが飛んでくるや否や、間から伸びてきたミッキーブリランテ。そして前内寄りにはレシステンシアのすぐ後ろを追っていたジャンダルムが残るという結果に!
インディチャンプは最後の直線で思った伸びが出ず、粘られて4着。ダノンファンタジーは出遅れが痛手だったかディープインパクト産駒の末脚を見せるも5着と届かず。アクシデント恐るべし。
結果は以下の通りでした。
■阪急杯2021(GⅢ) 結果・払戻 | netkeiba.com
https://race.netkeiba.com/race/result.html?race_id=202109010611&rf=special_pickup

伏兵現る、馬券跳ね上がる
ミッキーブリランテが10番人気、ジャンダルムは4番人気と意外なところからの入選があったことで、馬券は1番人気1着だったもののなかなかの荒れ具合となりました。
私は本日福永祐一騎手がこの日は好調子だったこと。またインディチャンプは私が競馬を始めたころから割と馬券を取らせてくれたりしていた思い入れもあったので、間違いないと頭で買っていましたが今年はゆういちはゆういちでも北村友一騎手が勝利するという結果に…
レシステンシアもその実力はありましたから、当然組み合わせには絡めたもののまさかの圧勝。インディチャンプは年齢もあって昔見たときの伸びがあまりなかったかも…?
せめて負けても3着に入ってくるかと思いきや、思わぬ伏兵が2頭もいたものですから当然負けw
出遅れ組は買っていなかったのでチャンスあるかと思ったら…なかなかうまくいきませんねw

中山記念(GⅡ)― 中山競馬場

中山競馬場で行われたメインレースは、中山記念でした。
GⅡ重賞として中山競馬場で今年は95度目の開催となり、春の大きな実績を目指した実力のある馬たちが最初にぶつかる伝統のあるレースです。
過去には芝3000m以上もの長距離設定なおかつ、春と秋に開催されていたという天皇賞に近い扱いで設定されていたが、阪急杯と同じく年度を重ねて条件が変わるとともに芝1800mでの競走となりました。
ここからクラシック路線を目指して上り詰める馬が現れるのか。
こちらも期待の馬たちが数多く参戦しています。
最終オッズ上位人気3頭は以下の馬でした。
※番号は人気順で、馬番・枠番ではありません
1⃣ヒシイグアス(松山弘平騎手)
現在3連勝中、今年最初の中山金杯を1着で制したヒシイグアスが一番人気。松山弘平騎手とのコンビからは一切負け無しの無敵のコンビで、初のGⅡも制覇を目指す!
2⃣バビット(内田博幸騎手)
大逃げの脚質を備えた、GⅠ経験もあるこちらが2番人気。菊花賞・有馬記念はかなりの長距離でなおかつ相手も強力なメンバーだっただけに着外が続いたが、その前は逃げ切り勝ちを4連勝と獲得。このときの条件なら今回も可能性大!
3⃣クラージュゲリエ(C・ルメール騎手)
2019年に三冠を目指していたが、枠から外れてクラシック路線へ。こちらがGⅠ多数勝利騎手であるC・ルメール騎手とのコンビで参戦、3番人気に。前走の日経新春杯(GⅡ)で馬券に絡むこともあり、期待値は高い。
まさかの2021年・金杯制覇組トップ2!
なんとワンツーを制したのは、中山金杯2021年の覇者と、京都金杯2021年の覇者であるヒシイグアスとケイデンスコールでした!
逃げていた前の馬を最後直線で差し切ってゴールインしたヒシイグアス。これで4連勝となり、更にはレコードタイムを記録するという快挙に!阪急杯のレシステンシアと続いて、記録を塗り替えてしまう事態となりました。
冒頭は読み通りバビットが逃げるものの、ウインイクシードが真横で圧をかけるようにレースが進行。それに推されてしまったのか、非常に速いペースで逃げてしまったバビットは最後大きくバテてしまい着外に。
ケイデンスコールは前走は12番人気からの大穴1着だったため、まさか今回もここまでの走りを見せるとは思いませんでした。今年に入ってから調子の良い伸びを示しているようです。
バビットを作戦で退け、前を往くウインイクシードが前残りで3着となりました。明らかにペースが速い中だったものの、うまく相手を乱しつつのペース配分。
結果は以下の通り。
■中山記念2021(GⅡ) 結果・払戻 | netkeiba.com
https://race.netkeiba.com/race/result.html?race_id=202106020211&rf=special_pickup

金杯組を信じていれば…
バビットの逃げ切り勝ちを信じて疑わなかった私は、思わずそこだけで勝負。まさか後ろから煽られてそのまま乗せられてしまうとは。これは横山武士騎手にはしてやられましたね~w
そしてケイデンスコール。前走の勝利は展開が良かったからなのかと思って外していたら、今回も馬券に絡むとは実力を隠していたんじゃないのかと思ってしまうほど。今年期待の馬の1頭ですね!
ヒシイグアスは松山弘平騎手とは無敵のコンビですね。この先どこまで上り詰めていけるのか、楽しみで仕方ありません。次は頭で買いますww

終わりに――

というわけで、今回も大敗で終わりました。
今月は賭けたところが全く惜しくもなく、ただただJRAに貢献しただけで終わってしまうという悲しい結果にw
こういうこともあるのが競馬なのですが、自分の思った予想がかすりもしないと自分のセンスのなさを疑ってしまうほど。切り替えて来月からの初GⅠシーズンでは勝ちたい!
負け続きの2月にサヨナラ!
ドンディーでした!

