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「高齢者の運転は危険だから免許返納」→この考えが広まった結果、別の問題が起きてしまう

2年ほど前に池袋で起こった痛ましい事件。未だに問題が解決せずにおりますが、その事件をきっかけに高齢者の運転というものが世間により大きく注目されることとなったような気がします。

その後も高齢者による事故が絶えないというか、取り上げられることが増えてきたために高齢者は免許を返納すべきという動きが増えてきました。

芸能人をはじめとして、運転が不安になってきている高齢者の方は徐々にその動きがみられるようになってきました。

しかし、それによってまた新たな問題が出てきたという事実があるそうなのです。

一体何が問題となっているのでしょうか。



免許を返納した高齢者が認知症になり、運転して出かけようとした…キーが見つからず怒り出した…といった事例を最近ちらほら耳にするようになった。
「老人の運転は危険だから免許を返納させなきゃ問題」の目と鼻の先には「認知症の高齢者が返納したことを忘れて運転してしまう問題」が存在するのだ。

※ツイート元より引用

●返納しに来たじいちゃんに係員が、「今日どうやってきましたか?」ときいたら、「車運転してきた」と
 帰れないから、また後日きてね、と言ってるのをみたことはある

●キーは家族が管理。
 あと、「お金持ちなので認知症で車を奪うと新車をすぐ買ってきてしまう」という特殊な例を聞いたことありますが、 認知症なら後見人がすべての金銭も管理。
 人権がどうのより、その人が運転して人を殺す危険を防ぐことが大事。

●初期認知症の方が事故っては購入を2回繰り返しています。 奥さまがディーラーに販売しない様お願いをするなど、車の事が記憶から抜ける迄、家族様は大変でした。
 ごく軽度の認知症は購入まで出来る事、そして逆走等事故を起こす事、車がないと生活費出来ない状況など複雑な問題を抱えていますよね~😓

●認知症の症状はあるのに、診察拒否。免許は更新されてしまい、家族は説得できず未だ運転している人が沢山隠れていると思う。実際身近にもいる。

●どうも自動車保険がイヤに高いと思って事情を聞いたら、チョコチョコ事故をしていた。よく話合い(犯罪者になってほしくないし)免許返納。でも、おかしい車の位置が変わっているので、鍵を隠しました。鍵が無いと探していましたが、諦めるまで説明しました。

●運転免許証が『自動車運転が安全に出来ることを証明するもの』だけならまだ良かった。
 だけど現実は『運転免許証がなければ各種身分証明を必要な手続きがとれない若しくは非常に取れにくい』こともあるかと。
 実生活で自身の身分証明をお手軽に出来なくなるからね

●父も認知症で免許返納させ車を処分しましたが
 それをすっかり忘れ車が盗まれたと言い出し近くの駐車場に停めてある車のドアを片っ端から開けようとして本当に困りました…
 大事な家族が加害者になるかもしれない恐怖
 と別人のように変わっていくさま
 歳を重ね自分もそうなるかもと考えると恐怖しかない

●免許は返上したのに、急用と称し「運転技術は劣化してはいない」と家族共有の自家用車を運転した90歳の父親は遵法意識が低い。

●義理の父が認知症になり免許返納…後日家から数時間離れた他県で保護されて
 「ここどこ?」
 状態…
 元長距離ドライバーで運転技術だけは高く迎えに行くが遠すぎて大変だった…
 と同僚が言ってた事があります

●運転免許証がIC化しているのだから、車に運転免許証を差し込まないと動かないようにすれば解消されるんですけどね。 そういった試みがあると聞きましたが、何でやらないのでしょう?

●ずっと考えていたんですよ……免許証を掲示しないと運転出来ないようにするシステム。そんなに難しいことじゃないと思う……今だってETCやらスマホやら接続されてないと警告出ますよね?何故やらないのかと……

●早いうちに、車に乗らなくて済む生活を体に覚え込ませる必要があるのかも。
 そのためにも、お出かけが、鉄道、バス、路面電車で済ませられる様なところへ引っ越すようなことも考えた方がいいかも

●バッテリー外しておくってのも聞いた事ありますね…😓

●免許返納の儀式と返納の賞状を作ってそれらを思い出させる、ということを聞いたことがありますね

●人生100年なんて誰の寝言かしら…



返納するだけでは解決しない…

非常に厄介な問題ですね。返納すること自体を拒むといった話もたまにありますが、返納したとしてもそれを忘れてしまっては元も子もありません。

リプ欄にとてもいいアイデアがいくつか挙がっておりましたが、是非実践してほしいというものばかり。

免許証に車と連動させるとか、返納時にその証や思い出等が出来るようなものを作るといったあたりですね。

返納したあげく無免許で事故を起こされてはたまったものではありません。親族が厳重に管理する必要がありますし、運転する必要のない環境に変えるのもひとつの手段ですね。

高齢化社会である現代の社会問題ですが、私もまだ両親は元気にしているものの今後のことを考えれば他人事とは思えません。

大変なことになる前に、出来る限りのことを考えておきたいものですね!

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