まさかすぎる結果に全国も大荒れ!
こんばんは。ドンディーです。
本日は阪神競馬場と、今開催からのスタートである中京競馬場にてそれぞれ重賞がダブルで行われました。
土曜日は春の嵐とも言うべき大荒れの天候だった関係で、日曜も中山・中京の競馬場は荒れた状態のままでした。
しかし、荒れたのは天候だけではなかったのです。メインとなる日曜のダブル重賞では、どちらも注目の馬がいました。
そして――
信じられない結果が現実となったのでした!

金鯱賞(GⅡ)― 中京競馬場

今週からの開催となった中京競馬場で行われたメインレースは、金鯱賞でした。
金鯱とは名古屋城の上部に設置されているシンボルである、金のシャチホコのことですね。4月に行われるGⅠレース『大阪杯』への前哨戦として設定された、芝2000mの重賞です。
なんといっても注目を浴びているのは、昨年の三冠牝馬であるデアリングタクトですね。とてつもない人気を集めていました。
頭数も10頭と少な目かつ、GⅠ馬が数頭の参戦。これは硬そうな予感をさせつつも、前日の大雨によって荒れた馬場が波乱を呼ぼうとしているような気もさせました。
最終オッズ上位人気3頭は以下の馬でした。
※番号は人気順で、馬番・枠番ではありません
1⃣デアリングタクト(松山弘平騎手)
2020年の無敗の三冠馬として君臨した、新たな女王。ジャパンカップで壮絶な戦いを繰り広げ、その瞬間に無敗ではなくなってしまったものの相手のレベルが高すぎたのはあります。今年初戦、このメンバーでなら軽々と上り詰めていきそうです。
2⃣グローリーヴェイズ(川田将雅騎手)
昨年は強豪に囲まれて惜しくも入選することが出来ずにいたGⅠ馬。今回はディープインパクト産駒として、今度こそ三冠馬を前にその末脚を生かして上位入選することができるか注目株の一頭です。
3⃣キセキ(M・デムーロ騎手)
昨年も大逃げを演出した、GⅠ馬キセキ。デムーロ騎手とは久しぶりのコンビで参戦。7歳ともあって年齢と共に成績もやや落ち目だが、今日の悪馬場に少ない頭数で久しぶりの大逃げを期待される一頭。
最低人気ギベオン、まさかの逃げ切り勝ち!!
なんとなんとデアリングタクトが敗北。キセキは逃げず。
勝ったのは唯一逃げに徹し、最後まで粘って逃げ切った10頭中10番人気のギベオンでした!
デアリングタクトは最後追い込んでくるものの、やや伸びが遅かったようでギベオンの逃げにはハナ差でゴールされてしまう…ジャパンカップまでの伸びが見受けられなかったような走りでした。
そして3着はこれまたまさかの格下ランク馬、ポタジェ!確かにこれまで4連勝中でとても勢いがあるものの、まさか格上馬たちを相手に3着に食い込んでくるとはおみそれしましたと言わんばかりの結果!勢いのある馬はやはり強いのか!
グローリーヴェイズは今回も4着と、結局惜しいところで勝てないところをまたもや見せてしまう。こちらも惜しいところまでは来ていたもののデアリングタクトの伸びにはどうしても勝てませんでした。
そしてキセキがまさかの逃げず、シンガリ追走からの5着へと追い込んでくるという予想外の走り。一体何故このような走りに変わったのか、これには戸惑いを隠せませんでした。ギベオンに完全に前を譲ってしまいましたね。
結果は以下の通り。
■金鯱賞2021(GⅡ) 結果・払戻 | netkeiba.com
https://race.netkeiba.com/race/result.html?race_id=202107020211&rf=special_pickup

ギベオン快挙!!重賞でこの大荒れっぷり!
デアリングタクトを信じていた人がどれだけいたことでしょうか。私もその一人でしたが、まさかの敗北に私は全身の力が抜けてしまいました…
上の動画のコメント欄などでも阿鼻叫喚の声が…わかる、わかるぞ(´;ω;`)
この悪馬場で逃げ馬が光ることは把握していたものの、それも大半の人はキセキが逃げ切ると思うじゃないですか。何故逃げない…そして最低人気が逃げ切るという信じられない展開に、馬券も大荒れです!
単勝で大きく出てしまった私は、もうしばらく何もしたくないレベルですw
ぶっちゃけこの後のフィリーズレビューは脱力感がすごすぎてやってませんw
こんな簡単に三冠馬が崩れてしまうのですから、本当に競馬はわからない!

フィリーズレビュー(GⅡ)― 阪神競馬場

阪神競馬場で開催されたメインレース、報知杯フィリーズレビューです。
春の3歳牝馬たちによる、今年の3冠に向けた桜花賞トライアル競走です。今年春に満開の桜を咲かせる馬はこの中から現れるかもしれません。
芝1400mで行われ、2着馬までが桜花賞への出走権を入手することができます。桜花賞は、無敗のソダシといった注目馬が相手となりますね。
中山や中京と比較すると、やや馬場状態は回復しつつあった阪神競馬場。女たちの激しい争いが始まります。
最終オッズ上位人気3頭は以下の馬でした。
※番号は人気順で、馬番・枠番ではありません
1⃣オパールムーン(横山典弘騎手)
1番人気はデビュー時の勢いをつけ、前走の阪神ジュベナイルフィリーズでは負けてしまったが、桜花賞へ向けて再び勢いをつけられるか?
2⃣ヨカヨカ(幸英明騎手)
九州産の注目株が2番人気。デビュー時からは3連勝と非常に勢いがあったものの、重賞からはなかなか安定せず。幸英明騎手乗り替わりで、熊本魂を胸に桜花賞へと挑戦する!
3⃣エスカスティージョ(岩田康誠騎手)
2020年12月にデビューしたばかりの若き牝馬。初戦を1着で勝利し、そのまま桜花賞へ向けて今回から初の重賞参戦。経験が少ない中でどこまで食い込めるか。
こちらも穴馬が風穴開けた!予想外の牝馬が桜花賞へ!
ヨカヨカが非常に良い流れで勝利を掴みそうなところで、なんと8番人気シゲルピンクルビーが大きく伸びてきて一着ゴールインしてしまいました!
どちらが来るかという激しい競争のなか、差し切ったのはシゲルピンクルビー!
あのGⅠ馬であるシゲルピンクダイヤの妹にあたるということで、これからの走りに大きな期待がもてますね。
そして3着に入ったのは、更に外から伸びてきた11番人気のミニーアイル!2頭の競り合いが繰り広げられていたその大外から、じわじわと足を延ばして入着することができました。
オパールムーンは走りはじめからまさかのシンガリ追走。最後までうまく伸びることができずに終わってしまいました。調子があまりよくなかったのか、9着と残念な結果となってしまいました。
結果は以下の通りでした。
■報知杯フィリーズレビュー2021(GⅡ) 結果・払戻 | netkeiba.com
https://race.netkeiba.com/race/result.html?race_id=202109011011&rf=special_pickup

こちらも思わぬ伏兵登場で、荒れる!
シゲルピンクルビーが人気薄にも関わらず、ヨカヨカを差し切ってしまう実力持ちだったとは根性のある牝馬でしたね。金鯱賞と似たような、人気馬が全然絡んでこない結果となったために10万馬券へと膨れ上がりました。
阪神競馬場は中京競馬場と比べたら馬場も回復してきていたため、逃げ馬が光るような展開とは違って純粋な馬同士での実力が現れたのでしょうか。まさかこちらまで荒れるとは思わなかったので驚きです。
上でも記述しましたが、私は金鯱賞での大賭けに失敗したショックでその後のレースをやる気力がなくなってしまって、そもそもやっていませんw
でもシゲルピンクダイヤの妹のシゲルピンクルビーはちょっとありかななんて少し前に考えはあったので、買っておけばよかったかなとは思いましたw

終わりに――

ということで、この土日は大惨敗!!
調子に乗って大きく賭けてしまったために、さんざんなマイナスを久しぶりに食らってしまいました…
デアリングタクトは応援している馬の一頭だっただけに、2021年初戦からまさかここで負けてしまうとは思わなくて馬券が当たらなかったのとダブルでショックw
コントレイルもこの後出走しますし、桜花賞でもソダシはどうなるか…ちょっと単勝ぶっこみスタイルが最近多いのですが、やや不安になってしまいますw
でもこんなことで競馬辞めたりはしない!
ドンディーでした!

