勝ったのはアーモンドアイと同じ親をもつ、あの馬だった!
こんばんは。ドンディーです。
本日は3会場の中で、中京競馬場にて行われたGⅠレースを取り上げたいと思います。
いよいよ桜も咲いて、待ちに待った春のGⅠシーズンに突入しました。しかしまたもや全国的に天候には恵まれず、咲いた桜がすぐに散ってしまいそうな悪天候と悪馬場となりました。
まるで昨年と同じような状況に、またもやあの馬が勝ってしまうのかとよぎったりもしましたが…
そして――
勝利した馬は親子での偉業を達成!新たな歴史が刻まれた!

高松宮記念(GⅠ)― 中京競馬場

中京競馬場にて行われた、春のスプリント王者決定戦。
メインレースは、GⅠ・高松宮記念でした!
桜が咲くころの最初に開催されるのは、短距離王者を決める春のスプリント競走、高松宮記念。芝1200mもの短い距離の中で激しい競走が繰り広げられます。
高松宮記念は、以前は中京大賞典という名称で行われ、その後に日本の皇族である高松宮宣仁親王より優勝杯が贈られることとなってから、それを称えて現在の名称へと変化していったようです。
設立当初はグレード競走の位置付けではなかったものの、GⅡ・そしてGⅠへとグレードアップされていき、今では春のGⅠシーズンを到来させる最初のレースという立ち位置になっていきました。
最終オッズ上位人気3頭は以下の馬でした。
※番号は人気順で、馬番・枠番ではありません
1⃣レシステンシア(浜中俊騎手)
数々のマイル路線に挑戦し、制覇を決めてきたマイル女王が一番人気に。鞍上の北村友一騎手はドバイ遠征で不在のため、浜中俊騎手への乗り替わり。スプリント競走は初のことだが、ペースの速さについていけるか。
2⃣ダノンスマッシュ(川田将雅騎手)
父ロードカナロアは2013年に高松宮記念を制覇、また2021年の勝利数が快調な川田将雅騎手とのコンビが2番人気へ。国内重賞や海外競馬を多数経験し、その実力は証明済み。昨年の同レースは大敗していただけに、今年は挽回したい!
3⃣インディチャンプ(福永祐一騎手)
こちらもマイル路線で重賞に食い込んできたGⅠ馬。スプリント競走が初挑戦となり、マイルで通用してきたその脚が通用するのかが注目となった。前走阪急杯ではレシステンシアに敗北したが、スプリントでは巻き返しなるか?
一瞬の隙を突いての見事な入着!
想定通りのモズスーパーフレアの逃げを各馬が追っていく中、制したのはダノンスマッシュだった!父ロードカナロアと親子そろっての高松宮記念制覇に、新たな伝説を作り上げることとなりました!
序盤は出遅れはないものの後方目の競馬となったダノンスマッシュでしたが、最後の直線で非常にうまく間から抜け出して大きく脚を伸ばすことが出来、すぐ横で追っていたレシステンシアに負けじと粘っての勝利を獲得することができました。レシステンシアはダノンスマッシュを差すことが出来ず、2着へ。
また、一方で内で逃げていたモズスーパーフレアを差して伸ばしていたインディチャンプが3着に。外からの大伸びしてくる2頭が来なければ、そのまま勝利してしまうかと思わされた競馬をしており、マイルだけでなくスプリントも充分に実力を発揮していました!
以前の阪神大賞典のキセキのように、昨年の勝者が敗北するという流れが続く今年の春競馬。同じ馬場コンディションで昨年勝利したモズスーパーフレアは、入着した3頭に絡むことなく終わってしまいました。
結果は以下の通り。
■高松宮記念2021(GⅠ) 結果・払戻 | netkeiba.com
https://race.netkeiba.com/race/result.html?race_id=202107020611&rf=special_pickup

GⅠらしい、人気馬たちの決着に
天候の荒れで、ここ最近はなかなかの馬券の荒れを見せられたものの今回は上位人気3頭での決着となりました。人気順ではなかったので、もう少しで万馬券というラインでの三連単でした。
レシステンシアがやや集中した単勝オッズだったため、ややダノンスマッシュの勝利によって配当が上がりましたね。
私はモズスーパーフレアの逃げや逃げ残りに期待した馬券購入だったので、完全に外れw
ダノンスマッシュは悪馬場成績よくないとか、インディチャンプはスプリントはどうかなどを考えすぎて全然絡めておりませんでしたー!
荒れているのが続くと、不人気馬をどうしても絡めたくなるものです。今回は素直に成績良好の馬を固めていればそれでよかった…

終わりに――

この土日はかなりの大敗でしたw
土曜日にドバイでの重賞も開催されていたものですから、ドバイシーマクラシックに出馬していたクロノジェネシスに思い切って単勝を大賭けしたものの惜しくも2着に終わって夜中に泣きを見る始末w
日曜は日中からそれを取り戻したいと目星をつけた馬に高額めの単勝をいくつか狙うも、うまくいかず。小当たりはそれなりにあったものの結局転がし失敗で終わってしまうのでした…
こんな時もあるさ、来月からのG1シーズン頑張ろう…
ドンディーでした!

