無敗白毛、破れたり！
こんばんは。ドンディーです。
本日は東京競馬場にて、優駿牝馬（オークス）が開催されました。
春GⅠにて行われる優駿（ダービー）の開幕、その前走である３歳牝馬限定戦です。
白毛馬ソダシが無敗を突っ切ってここまでやってきた中、新たな３冠馬として君臨することが出来るか、はたまた…
そして――
距離延長で真価を発揮したのは、別の馬だった！
優駿牝馬（GⅠ）― 東京競馬場
本日のメインとなるレースは、東京競馬場にて行われたGⅠ・優駿牝馬（オークス）になります！
桜花賞に続いて、牝馬三冠クラシック達成に向けて立ちはだかる大きな壁。桜花賞が1600ｍの短距離めなのに対し、オークスはスピードだけでなくスタミナや根性も大きく必要とされる2400ｍが舞台。
ほとんどの牝馬がこの距離が初めての挑戦となり、これを超えて２冠を達成することが出来ます。
注目はアイドルホース、ソダシ。唯一の無敗のGⅠ馬としての挑戦とされていますが、いくつかの不安要素を残しての挑戦となりました。最大の不安要素はやはり距離の延長。それによって勝てていた馬が調子を悪くし、逆に光る馬が現れる可能性が高くなります。
白毛馬に注目が浴びるその裏で、不穏な空気が漂っていたこの東京競馬場。
最終オッズ上位人気３頭は以下の馬でした。
※番号は人気順で、馬番・枠番ではありません
1⃣ソダシ（吉田隼人騎手）
これまでも無敗を続けてきた初の白毛GⅠ馬。２冠達成を期待されるも、距離の延長と父クロフネ産駒がこの距離を勝利したことが無いという不安要素が絡みだす。それを乗り越えて、世界中の期待に応えられるか
2⃣アカイトリノムスメ（C・ルメール騎手）
父ディープインパクト、母アパパネの超良血馬。これまでソダシに勝ちきれず惜しい競馬が続いたものの、距離が一気に伸びたことで大きな適正に期待が集まった一頭。ルメール騎手とのコンビで今度こそリベンジなるか。
3⃣ユーバーレーベン（M・デムーロ騎手）
こちらもソダシに勝ちきれないレースが続いたが、血統的にも距離が伸びて可能性が浮上した人気の一角。先日亡くなった岡田繁幸氏の思いを受けて、今度こそ悲願の初勝利を狙って走る！
中距離で光る馬が見事に届いた！
なんと勝ったのは、外から一気に末脚を伸ばしてきたユーバーレーベン！父ゴールドシップと同じ脚質で、後ろから一気に足を延ばして先頭に立った！
亡き岡田繁幸氏に捧げた勝利、M・デムーロ騎手もやっと果たせた悲願を達成することができ、そして自身も久々に獲得することが出来た重賞。いろいろな想いの詰まった中での勝利でした。
残念ながらソダシは最後の直線で伸びるかどうかの矢先で、だいたい2000ｍ前後のところから思うように足を延ばすことができずに失速。指摘されていた、クロフネ産駒の壁は的中してしまうのでした…。残念ながら８着でした。
２着にはアカイトリノムスメ。外から足を延ばしたユーバーレーベンとは別に、内から親の血が光る末脚で伸ばしてからの２着入り。やはりここも距離適性が光ったか、追い込んで入着することが出来ました。
驚きなのは、３着に入った16番人気の馬ハギノピリナ。ユーバーレーベンを追う形で外から足を延ばしていきました。これが一気に前に来るとは驚きの展開でした。
結果は以下の通り。
■優駿牝馬2021（GⅠ） 結果・払戻 ｜ netkeiba.com
https://race.netkeiba.com/race/result.html?race_id=202105021011&rf=special_pickup
白毛陥落によって大荒れ！
ソダシが陥落し、距離適性の光る上位人気馬だけでなく大穴馬まで入ってきてしまう状況。GⅠレースで三連単５３万はかなり荒れた方ですね。
私は前々からソダシに賭けると宣言していたため、その想いもあって思い切り過ぎました…不安要素はいくつか見受けられたのも聞いていましたし、実際最初のほうで2000ｍ以上はあまり適正ではないとも話がありましたから。
しかし私はソダシならそれすらもう打ち破ってくれるのではないかと信じ切っていました…そうして諭吉に託して迎えたオークス。結果は惨敗でした！！
三連単もソダシ軸で買っただけに、今回は大敗北となってしまいました。
初の白毛３冠馬が生まれるかもという期待も大きかっただけに、今回の結果は残念でなりません…
しかし、勝利したユーバーレーベン＆M・デムーロ騎手も強い想いを背負って頑張って結果を出したわけですから、お見事と言わざるを得ません。
終わりに――
今回は大惨敗でした…
正直気持ちの面でも大負けしてしまいました⤵⤵
しかしこれが競馬なんですよね…
競馬に絶対はない。
来週のダービーはどうなってしまうのか！？
ドンディーでした！
