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カメラ屋に現れた客が「すみません、大根ください!」店の主が取った正しい行動とは?

今回は、千葉県で営業されているカメラ屋さんのツイートをご紹介したいと思います。

突然お店にやってきたのは、寝間着姿のままやってきたご婦人。そして、放ったのは「大根をひとつください」の一言だった。

明らかに様子がおかしいですから、その場で大半の方は
「ウチは八百屋さんじゃないですよ」と切り返すでしょう。

しかしこちらのカメラ屋さんの対応は違いました。その対応の仕方に素晴らしいとの声が集まっていました。

いったいどのような返し方をしたのでしょうか。



「すみません、大根ください」明らかに上はパジャマのご婦人が入ってきました。「大根ですね、用意しますからちょっとそこに座っていて下さい」バッグヤードから警察に電話しました。こういう場合、「カメラ屋ですよ」という対応は不正解です。22年、商店で働いて3人の認知症の方を保護しました。

※ツイート元より引用

●家族(亡くなられた旦那さんとか)にひもじい思いはさせられない、と焦燥にかられて、大根を売ってたナントカ屋さん(なんだっけ?)を探し求めていた、心優しいお母さんだったのかも知れません。ここで「うちには無いよ」と断ると、このお母さんは更に路頭に迷います。

●ありがとうございます。母が認知症でこういう気遣いや機転にたくさん助けてもらいました。

●素晴らしい対応です。その方にとっては、その発言が現実なので、否定するだけでは意味がないのですよね。

●高齢者施設で働く者ですが、利用者には「お家帰るの」と言って出ていこうとする方も多いですので、その時は「もう夕方で車が出ないから明日の朝帰ろうね、朝じゃないと車がないからね」と言うと結構素直に自分の部屋に戻ってくれます。

●徘徊する事を考慮して全部の服の裏側に名前と連絡先を縫い付けてあって見つかった老人はいました。

●飲食店で働いてたとき、常連の老夫婦の奥さんの服装がだんだん常軌を逸していくのがすごい怖かった。
 最初は靴下の履き違い程度、そのあとアウターの上にインナー着たり、アウター3枚くらい重ね着して、うち1枚は肩に引っ掛けたり。
 旦那さんは自分の奥さんが異常なことを全く理解していなかったし。

●10年くらい昔ですが、夕飯作ってたら玄関チャイムが鳴って、出たら老婦人が佇んでいて「すみません、ここ私の家だと思うんですが…」と言われたことならあります😅
 (隣町にお住まいの認知症の方でした…)

●素晴らしい。
 数年前、23時頃近所のコンビニ行くと、時間帯的に珍しくお婆さんが店から出てきて、キョロキョロしてるし、足元見たら右左違うサンダル履いてたので、声掛けて一緒に家の周辺まで話しながら付いて行った、案の定家が分からなくて、近くの無人交番から電話して警官に来てもらいました。

●こういう方たちの力ってすごいですよね✨
 大型店舗に集まりがちですけど、地域の商店街、大切にしたいです

●素晴らしい行動だと思います!
 私は介護士を目指しているのですが、認知が入っている方は、否定しては駄目なんですよね。
 その方にとっては思っていることが事実なので。
 そういう対応をしてくれる方が増えることを願います。

●そのご婦人迷子にならずにすんでよかったです。亡くなった義母のケアマネージャーに「否定をしてはいけないんですよ」と教わったことをいつも思い出します。

●こういう対応はすごく大事だと思います。私も昔路面店の店員をしてた時にこういう事がありましたけど、上司が“理解がない”人だった為に助ける事が出来ませんでした。未だに後悔しています。

●ウチの車庫にも認知の方が座り込んでいた事があります。近所の福祉施設に入居されてる方でしたが、丁度職員さんが探しに来たので保護して頂きました。

●地域に密着される写真屋さんならではの、お見事なご対応☺
 家のご近所なら是非ともプリントお願いしたいものです。

●こういう温かい対応があの商店街を利用しよう、になると良いですね



温かく、丁寧な対応に感服!

なるほど、認知症の方はそれが事実だと思っているからこそ否定をしてはいけない。とても勉強になりました。

自分の親や近所のお年寄りがいつかそうなっても、そうやってひとりひとりが気遣って適切な対応が出来る地域づくりは素晴らしいですね。私もこのツイートを見ていなければ、親や知り合いといった近い存在であればあるほど否定しがちだったかもしれません。

そう考えたら、介護職の皆さまは本当に日々大変なお仕事をされているんだなと改めて感じますね。ご苦労様です!

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