超良血牝馬が、秋の仁川を制した!
こんばんは。ドンディーです。
本日は、秋の牝馬クラシック競走、秋華賞が行われましたね。
白毛のアイドル、ソダシの出走には全国で大きな注目が集まっていました。
そんな今回の阪神競馬場ですが、なんと私この度JRAの指定席に応募したところ見事に当選しまして・・・念願の生ソダシちゃん含め、初の阪神競馬場まで足を運んでまいりました!
ですので、今回は現地で撮影した写真をいくつか交えながら秋華賞を振り返ってみたいと思います。


秋華賞(GⅠ)― 阪神競馬場

本日のメインとなるレースは、阪神競馬場にて行われたGⅠ・秋華賞になります!
牝馬クラシックの大詰め、2000mの芝コースで行われる今年の3歳牝馬の三冠クラシックロードの最終レース。今年は三冠馬は生まれませんでしたが、二冠達成なるかというソダシやユーバーレーベンをはじめとした期待のメンバーが揃いました。
現地ではその豪華なメンバーをなるべく近くで撮影しようと、パドックは午後の6Rあたりから人でいっぱいでした。限られたスペースでしか見る事が許されなかったため、私は午後のレース観戦をあきらめてまで秋華賞のメンバーをこの目で見て、撮影したく張っておりました!
前日は関西地方が夜から土砂降りの大雨となり、天候や馬場状態に不安のあった当日は朝の時点では芝・ダート共にやや重からのスタート。朝から冷たい風が吹いていたものの、快晴となって午後には良馬場にまで回復。絶好のコンディションでした。
多くの目が集まる中、登場した18頭の選ばれし牝馬たち。ソダシを中心に、様々な想いで人々の注目を浴びたのでした。
最終オッズ上位人気3頭は以下の馬でした。
※番号は人気順で、馬番・枠番ではありません
1⃣ソダシ(吉田隼人騎手)
最終単勝オッズ 1.9倍
今年一番話題沸騰中の、世界初GⅠを勝利した白毛の牝馬ソダシがダントツ一番人気に支持。前々走のオークスでは距離の問題点があったか無敗の記録は途絶えてしまったものの、その後の札幌記念では古馬を破って勝利するという快挙を成し遂げる。2000mの壁と言われた課題を超えた今、同条件である距離の秋華賞は万全の体制で臨める状態での挑戦となる。

2⃣ファインルージュ(C・ルメール騎手)
最終単勝オッズ 5.6倍
キズナ産駒の牝馬。桜花賞では3着、オークスでは4着と惜しい成績を残す。しかし掲示板内に入る実力を充分秘めており、前走の紫苑ステークスでは2000mの中山で勝利を挙げることが出来た。再びルメール騎手とのコンビで秋のクラシック、そしてソダシに挑戦状をたたきつける!

3⃣アンドヴァラナウト(福永祐一騎手)
最終単勝オッズ 7.3倍
G1初挑戦、そしてクラシック路線も秋華賞で初挑戦となる牝馬。ダービーを制したキングカメハメハとディープインパクトの血を引く母を持つ。これまでクラシック重賞を回避してきたが、成績は1着3回・2着3回と好成績。前走のローズステークスを初重賞挑戦でありながら1着で勝利し、可能性を見せた。

ソダシ、どうしてしまった・・・?
逃げるエイシンヒテンを追うように、好スタートからずっと後ろで快調の走りを見せたソダシ。しかし、最後のコーナーを回って直線での最後の追い込みにかかり、いざ逃げている馬を差して伸びていくのかと思いきや・・・なんとここでいつもの伸びがないほか、そのまま失速した状態で内外から一気に追い込んできた3頭に差されて終わってしまう。
ソダシを追い込んだのは、アカイトリノムスメ・ファインルージュ・アンドヴァラナウトの3頭だった!伸び悩むソダシの横を一気に駆け抜け、そのまま1着ゴールイン!父ディープインパクト、母アパパネというこちらもまた超良血統牝馬が秋の仁川を制したのでした!
そのアカイトリノムスメを追って更に外から伸び脚を見せたのはファインルージュ。ディープの末脚を爆発させた相手には届かなかったものの、2着という快挙。そしてソダシの内から足を伸ばしたのはアンドヴァラナウトだった!
ソダシは残念ながら10着という大惨敗。聞くところによると、どうやら返し馬の時点で嫌がるそぶりを見せていたこと、そしてゲート内で歯を負傷していたという事故があったらしく、恐らくそのあたりが原因で最後の伸び脚に欠けていたのではないかという話。
出だしがかなり良く、最後の直線に入るまではいつものソダシだっただけに今回の結果はショックなものでした。しかし、小さな怪我をしてはしまったものの故障といった今後の選手生命に関わるような事態にならずにレースを終えられたのは何より。走り切ったあとも、拍手や応援の声がところどころから聞こえてきました。

結果は以下の通り。
■秋華賞2021(GⅠ) 結果・払戻 | netkeiba.com
https://race.netkeiba.com/race/result.html?race_id=202109040411&rf=special_pickup

まさかのソダシ陥落から膨れ上がった馬券
4番人気のアカイトリノムスメが勝利し、2番人気・3番人気と続いた今回の秋華賞。そこまで荒れた印象はないものの、やはり圧倒的人気を誇る1番人気が来なかったことで想定よりも大きな配当となりました。
アカイトリノムスメはパドックで一番気合が入っていたのではないかと思ったくらいの印象がありました。ソダシに想定外のアクシデントがあったということもありましたが、もし好調子だったとしてもそのソダシを差し切ってしまうのではないかという勢いがありました。今回骨折で出馬を断念したライバルであるサトノレイナスもディープインパクト産駒でのあの末脚。やはり父の血が濃い子供は恐ろしいほどの脚を秘めていますね。
当然ソダシを応援しにやってきた私は、パドックで混雑することは予想していたので競馬場につくや否やソダシに単勝10000円をぶっこんでその時を待つだけという、予想も何もない賭け方をしたので敗北w
新聞も何も購入せず、ただただ信じる道を往く馬券の買い方をしたものでしたが、それ以上にいいものが沢山見られた素晴らしい機会でした。
アカイトリノムスメ、今後は更なる活躍が期待されますね!
今年の牝馬クラシックは個性的な3頭の牝馬がそれぞれ勝利し、終わったのでした。


終わりに――

というわけで、阪神競馬場旅行を兼ねたいつもよりも画像の多めの記事でした。
毎回これくらい写真を載せられたらもっといいとは思うのですが、通常競走馬の写真は基本的には上げられませんし何より現地に行ける機会もなかなかありませんから難しいところです。
ソダシを撮影することがメインだったのでそこは満足なのですが、代わりにファインルージュやアンドヴァラナウトの写真がソダシの写真の脇に写っていたものしかなかったゆえに暗くて画質が悪いものしか無く・・・そこはもっとちゃんと撮っておくべきでしたねw
来週は牡馬クラシック、菊花賞!
ドンディーでした!

