競馬

【第164回 天皇賞・秋(GⅠ)】エフフォーリア&横山武史騎手おめでとう!【東京競馬場に足を運んでみた】

激しい争いの末、勝利したのは3歳牡馬!

こんばんは。ドンディーです。

本日は、東京競馬場にて秋の大目玉レースのひとつ、天皇賞・秋が行われましたね。
グランアレグリア・コントレイル・エフフォーリアという大注目株が揃うというまさに一流の大舞台となった今年の天皇賞・秋。

そして、まさかの私も秋華賞に続いてこの日の席が当選するという運の良さ!まさかここで運を使い切って、馬券は当たらないとかじゃないよな・・・?という予感は、まさかの展開に!!

というわけで、今回も自分で撮影した写真を挙げつつ、天皇賞・秋を振り返りたいと思います!

天皇賞・秋(GⅠ)― 東京競馬場


本日のメインとなるレースは、東京競馬場にて行われたGⅠ・天皇賞・秋になります!

春の天皇賞と並んで、日本で開催されているGⅠレースの中でもかなり古い時代からの歴史があり、馬主にとっても騎手にとっても大きな目標となっている格式の高い重賞です。春・秋と距離や開催される競馬場に違いはあるものの、一括りで天皇賞とされ、年に二度開催される重賞としてもこの競走だけであるようです。今回は第164回で、第163回は今年の天皇賞・春がそれにあたります。

春の天皇賞が3200mの芝コースに対し、秋の天皇賞は2000mの芝と距離は短縮される。しかし、どちらも格式の高い競走となっていることからレベルの高いメンバーが毎年揃い、非常にレース内容も熱いものとなることが多い天皇賞。当然今年も豪華なメンバーが一同に集まりました。

人気となっているのは、もうこの3頭しかいないとばかりの実力馬揃い。それ以外も重賞を常連とする馬たちが出馬しているので、3頭が抜き出ているとはいえ決して低いレベルの馬ではありません。舐めたら足元をすくわれることは間違いなしの面子です。

天候はあいにく雨模様で、朝から小雨がぽつぽつと降ったり止んだりしたものの、天皇賞・秋のパドック時刻あたりからはほぼ止んで、決戦の時間には一時的に晴れ間も見えたりと伝説が起こる瞬間を天も見届けているかのよう。

キャパシティ人数を増やした今開催でしたが、広い東京競馬場の中でもあっという間に人であふれるくらいの状況に。なんとしても撮影すべく、午後いちから雨に耐え忍びつつその時を待ちました!


最終オッズ上位人気3頭は以下の馬でした。

※番号は人気順で、馬番・枠番ではありません

1⃣コントレイル(福永祐一騎手)
 最終単勝オッズ 2.5倍

昨年の無敗3冠馬として大きな伝説を残し、ディープインパクトの血を一番濃く受け継ぎ完成されたと言われたコントレイル。前走大阪杯での状態はあまり良くなかったようで、思ったほどの実力が出せなかったとのこと。今回はその時以上に状態も良く、万全の状態で出馬したコントレイルは名前の由来通りである飛行機雲のように、父のような末脚で圧倒的な差を見せつけることが出来るのか!

2⃣グランアレグリア(C・ルメール騎手)
 最終単勝オッズ 2.8倍

現役最強の牝馬と称され、過去にはあのアーモンドアイを一度破るほどの実力を秘めし女王。スプリント、マイルを制覇し一度中距離に挑んだものの、馬場の悪さと距離が原因だったのか勝ちきることが出来ず。同条件ではあっても、東京の芝はグランアレグリアにもルメール騎手にとっても得意の舞台であるはず。ディープインパクトの血を受け継ぐこの古馬女王が、今度こそ中距離も制覇してみせるか!?

3⃣エフフォーリア(横山武史騎手)
 最終単勝オッズ 3.4倍

クラシック路線で皐月賞までは無敗で勝利、そして日本ダービーではハナ差でシャフリヤールに敗れてしまい、騎手ともに大きな悔しさを味わった。しかしその可能性から、菊花賞を避けて古馬を相手に大舞台へと上り詰めた今年期待の3歳牡馬。タイムだけであれば昨年のコントレイル以上のタイムで皐月賞らを制覇しており、早くも下剋上なるか。

3頭激走の末、伸び脚の良さを見せたのは・・・若きエース!

最後の直線からの非常に熱き展開!もはや3頭のどれが勝ってもおかしくないような内容のレースでしたが、最後の伸び脚が抜群だったのはエフフォーリア!

逃げ馬をかわして足を伸ばしたのは、まず女王グランアレグリアだった。2000mは長いのではないかと不安視されていたのを克服したかのように快調に走っていたが、それを追っていくのがエフフォーリア、そしてすぐ後ろにはコントレイル。そのまま前へ抜け出し、グランアレグリアを難なくかわして更に伸び脚を見せる!必死に追いかけるコントレイルは、最後の直線でエフフォーリアに追いつくことが出来ず・・・それでも、グランアレグリアをなんとか差し切っての2着。

決して3頭に大きな実力差があったとは思えない。それでも、3歳の若きエース・若き騎手は日本ダービーで味わった悔しさをバネに見事大舞台で羽ばたくことが出来たのでした・・・!

この瞬間、19年ぶりの3歳馬が天皇賞を制覇するという快挙を成し遂げてしまう。また、横山武史騎手は父である横山典弘騎手、そして過去に活躍した祖父横山富雄騎手との親子3代に渡る天皇賞制覇も達成。伝説が次々と紡がれていったのでした!

結果は以下の通り。

天皇賞・秋2021(GⅠ) 結果・払戻 | netkeiba.com
https://race.netkeiba.com/race/result.html?race_id=202105040811&rf=special_pickup

※netkeiba.comより引用

上位決着でガチガチ!

しかし、単勝での狙い目としてはエフフォーリアの3.4倍はなかなかのもの。3番人気の馬が優勝したものですから、コントレイルに10000円ぶちこんだ私は一瞬エフフォーリアと迷ったことに後悔の念が・・・w

最初から追いかけていたコントレイルへの想い入れと、今年あと2回で走るのを見られなくなってしまうことを考えたらここは是非とも勝って欲しい!と気持ちが入っていたので、エフフォーリアのほうがコントレイルよりもクラシックレースのタイムがいいと気づいたものの、想いの強さに変えることは許しませんでしたw

ぼろ負けしてしまったんですが、しかし非常に熱くなれるレースを生で見ることが出来て感激でした。さすがGⅠレース、しかもこんなに豪華メンバーで争われるレースはもう一瞬でも目を離したら損でしたね!

終わりに――

というわけで、またもや大勝負で負けてしまった私。ソダシに引き続きなかなかの痛手を負ってしまいましたが・・・それでも生観戦は面白い!

次に行くとしたらジャパンカップの日がいいのですが、コントレイルの有終の美をこの目で見たい・・・!勝ってくれて、私も勝たせてくれたらなおいいのですが、一番の願いはやはり怪我無く無事に生涯レースを終わらせて欲しいという気持ちです。ディープインパクトの血を絶やさないためにも、最後まで頑張ってもらいたいものです。

次のGⅠはエリザベス女王杯!その時までちょっとだけお休み。
ドンディーでした!

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