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火山の噴火で起こる被害、実はお米にも大きな影響があった!

先日、突如起きたトンガ山海底火山の噴火騒動は現地だけでなく日本の太平洋側海岸沿いにも津波で各地に被害をもたらしました。100年に一度とも言われる噴火だったそうです。

日本国内でも、浅間山や阿蘇山などの山が火山活動があったりと、地震と同じくいつ起こるかわからない自然の力は時折多大な影響を及ぼします。もし富士山が噴火を起こしたら、日本国内は大規模な災害となってしまうでしょう。

火山が噴火した場合、建物や自然への影響や火山灰による人体への影響にも大きな被害が考えられます。

実はこの火山の噴火によって、お米にも大きな影響が実際にあったんだそうです。


ピナトゥボ山噴火の冷害で当時作付けがコシヒカリと二分してたササニシキが壊滅。記録的な米不足になった。その翌年から耐冷性のつよいひとめぼれの作付けがササニシキと入れ替わるように増えて行き、今やササニシキを店頭で見かけることはほぼ無くなった。火山の噴火って凄い影響があるんだよ

外米を日本米に混ぜるブレンド米が売られてたり、ヤミ米騒動があったりと、米騒動って割と最近にあったことなのよ。
おっちゃんは当時爺ちゃんが米農家やってたおかげで日本米食べて生き抜けた。あのときの送ってくれた水晶米の米袋が輝いて見えたよ

ササニシキはさらさらした食感でお寿司のシャリなんかで人気があって、ねっとり食べごたえのコシヒカリ、あっさりサラサラと食べられるササニシキで人気を二分してたんだけど、コシヒカリはともかくササニシキはマジで消えた。北海道のきらら397とかも今は見なくなったね

んで、当時の反省から今は政府の米備蓄制度がある。当時のような大冷害がおきても直ちに米騒動にはならないと思う。ただ、コロナ禍に物流逼迫にインフレにと、小麦が手に入りにくくなった状況で冷害も起きたら日本米の古米を食べるくらいの覚悟は必要だと思う

とにかく今年は国産のお米を食べる機会が増えそうな気がする。夏の日照不足がわりと今から心配な野菜農家くずれです。ナスやピーマンのような日照が必要な果菜類は値上がりするかもしれない

※ツイート元より引用

●昔は美味い米と言えばササニシキが筆頭だった。
 それがいつの間にかコシヒカリに取って代わられた。
 なるほど不思議に思ったこともあったけど、あの米不足以降の話だったんですね。
 長粒種のタイ米とか輸入して一騒動有ったっけなぁ… (;´Д`)

●米騒動の時にタイ米を食べましたね。

●積極的に外米食べてたなぁ。。
 細長くて島の米に似ててワイは平気だったけど、炊飯器が事態に対応できなくて(笑)妙な焚き加減が辛かった。。

●コメは大丈夫かもだけど、オーストラリアの小麦がやばくなると思う。
 つまりうどんとかがやばくなる、、

●寒冷地用のお米が増えるなら北海道で栽培しているゆきひかりの作付けが増えるといいな~。
 IgG検査でしかわからないお米の隠れアレルギーでも食べられる安全度の高い古代米に近いお米です。

●あの時は、夫の実家が米作っていたから助かった。今は夫の実家は田んぼをよそに貸している。米は買うようになった。来年の作柄を心配している。

●仰っている趣旨は禿同ですが、ササニシキの食味はひとめぼれより上のため価格も高く、高くても買う層に向けて宮城の農家さんはある程度作ってます。なので再来年まではササニシキは出来るだけ減らした方が良いなど、農家向けに早めに適切な情報提供を期待したいです。

●ササニシキ、コシヒカリとも、寒土に強い亀の尾の系統上の子孫なんですけどね。
 ササニシキは寒さに弱くて、それで93の冷害後、あまり見られなくなった、とか。

●フランス革命の遠因もアイスランドのラキ火山の噴火による冷害が原因の飢饉とも言われてるしナー。

●全部は無理でも、一部地域は作付け計画の見直しに着手した方がいいかも。
 今年は無理でも、来年の種籾用の植え付け変更とか。

●おお、きらら397は最近見るようになったので新種だと勘違いしていました。業務用が一般スーパーに流れているタマなのですね。情報、ありがとうございました。

●きららは実家で昔は作ってたけども、星のゆめに完全に取って代わられた感じ ゆめぴりかが今は強いっすね、美味しいし

●米国のイエローストーンは噴火が近いのではないかとここ数年うわさされている。あれが噴火したら地球規模の食糧難になる。というより、地球生命の全ての危機になる。

●仮に南半球の農産物生産に影響があれぱ、それだけでも大打撃ですからね。

●農業の後継者不足や耕作放棄地の拡大、政府か国産種苗保護をしないことや食糧自給率を上げない事など、色んな問題がありますね 他にも沢山ありますが、日本のお米農家の皆さん、いつも美味しいお米を有難うございます!



まさに平成の米騒動・・・

火山灰が空を覆い、太陽の光を遮断してしまう冷害と呼ぶ災害が原因で大きく減ってしまったササニシキ。言われてみれば私が小さいころは普通に見かけたし、我が家でもよく買っていた気がしますが全然見なくなりましたね。

今では一部の地域のみで作られ、提供されているようです。
そういえば数年前に宮城県に旅行に行ったとき、出てきたご飯がササニシキだったことを知ったことがあったような・・・どこかで食べたお店のメニューにそう記載してあった記憶があります。

自然災害による食の影響は、我々が想像する以上に甚大な影響を与えているということを改めて感じさせられたツイートでした。

今普通に食べているものたちも、もしかしたら将来当たり前でなくなるかもしれません。お米の一粒一粒にも、感謝です。

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