個性とはその人それぞれが持つもので、他の人にはない要素のことを言ったりしますね。個性があることで人同士の違いが生まれ、その人の人格が形成されているんじゃないでしょうか。
しかし、誰もやったことのないことをやってのけること。これも確かに個性ではありますが、必ずしもそうとは限らないと呟くのはとある小説家の方。
何か作品を作るにしても、誰も考え付かなかった物語を創作することはもちろん個性ですが、それとは違った捉え方で個性というものがあるというお話が面白いです。
「誰もやったことないことやるのが個性」と思われがちだけど、「同じことやってもその人と分かるのが個性」という方が、創作には合っている気がする。『桃太郎』題材で宮崎駿と富野由悠季と押井守と庵野秀明が撮ったら、全部違うでしょう、という。
宮崎駿 → 代表作:となりのトトロ、魔女の宅急便など
富野由悠季 → 代表作:機動戦士ガンダム、伝説巨神イデオンなど
押井守 → 代表作:機動警察パトレイバー、攻殻機動隊など
庵野秀明 → 代表作:新世紀エヴァンゲリオン、シン・ゴジラなど
※ツイート元より引用
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●東デの授業で桃太郎を自由に絵コンテに直すのがありました。各人各様な絵コンテで面白かったです。私は絵コンテ用紙一冊分使って夏休み中かけて描き上げ、お陰で一皮剥けた様な気がします。
●それは、パイオニア!って言うだけで個性とは言えませんね。おっしゃるとおり♫個性とは、その人の世界観や視点の現れですからね。世界が認めようと否定しようと、価値観の現れですね。
●鬼と桃太郎を敵とヒーローとして捉えるのか
はたまた別の何かに例えるのか
各監督様方が各種登場人物をどう配置するのか物語を動かすのか、とても興味深いですね
知識が足りないからシミュレートすらできないのが口惜しいですが
●例えば…あるマンガでその作品と作者さんが好きでそのマンガを違う作者さんが作るとオリジナルティーと原作愛が溢れているみたいな~。
感じかなーって思います。ってか、寧ろ…各監督の桃太郎を見てみたくもなりますね。
●高畑勲監督の「かぐや姫の物語」 原作に忠実なのに個性が滲み出ていた。
●クラッシックやカバー、落語や演劇なんかもそういう楽しみ方ができていいですよね。演る人によって違うという。違いがわかりやすいです。あと学生服なんかも工夫しておしゃれに着たりするのも。あれはファッションの原点でしょうか。
●・宮崎駿なら桃がおばあさんの目の前に辿り着くまでだけで約20分の壮大な盛り上げ方
・富野由悠季なら突然空から超巨大な桃が墜落して爆発的な始まりを
・押井守なら商店街とか八百屋とかコンビニとかで桃関連の映像が
・庵野秀明なら果樹園の作業風景から開始されます
●宮崎版の鬼は優しいので桃太郎と友達になります。
富野版の鬼は口が達者なので桃太郎と口論になります。
庵野版の鬼は喋らず奇声をあげながら桃太郎を襲います。
押井版の鬼は真顔で語りかけ桃太郎の哲学を揺るがします。
●宮崎監督 吉備団子がめちゃくちゃ美味そう
富野監督 食べるシーンより排泄のシーンを重視
押井監督 立ち食いそばが出てきてからがガチ
庵野監督 食べない。どころか桃太郎が思い悩み動かない、喋らないで30分
●庵野版 桃太郎はおじいに鬼を倒せと言われ、鬼と戦うことに悩み、キジにアンタばかあって言われ、猿に君はよくやってるって言われ、犬に吉備団子をあげたらポカポカするって言われやがて鬱になった桃太郎に犬が、みんな桃太郎君のことが好きだからとか言いそう。 鬼に一人めっちゃ仲良い友達が出来る
●シン・桃太郎ぜひとも観てみたい
●圧倒的に前者が難しいので
基本的には後者が大半なのが実情
どちらも創作ではある
●ジャズのように「即興で弾けて初めて一人前」というレベルのジャンルもありますしねえ。
●めっちゃわかるなー、自分の代わりはいくらでもいるって仕事辞めちゃった友達いるけどこれを言ってあげられれば良かった
●職場で個性を出ず、前任の人と同じことをすれば猿真似なのではと思い悩んでいました。
「同じことやってもその人と分かるのが個性」
この言葉に救われた思いがあります。
ありがとうございます。
例えの監督らが個性溢れすぎてるw
もうその4名がそれぞれ桃太郎を作ったら確実に個性溢れまくった内容になりそうですよね!リプにあった庵野監督のシン・桃太郎とかありそうすぎて笑いましたww
仕事でもなんでも、やる人によって個性って何かしら出てくるものですよね。とにかく効率よく求めてやる人もいれば、無難に安定したやり方で慎重にこなす人。これもまた個性なのでしょう。
誰もやらなかったことをやるというのは、非常に難しいことです。そんな発明レベルのことをしなくても、私たちの個性は何かしらに出ているというわけですね!