いきなり大荒れの春GⅠ開幕!
こんばんは。ドンディーです。
本日は、高松宮記念が行われました。桜の開花と共に、春のGⅠシーズンが始まりましたね!
シーズン最初のレースであり、最速の馬を決める短距離頂上決戦です。
レシステンシアを筆頭に快速自慢の馬たちが今年も揃ったのですが・・・なんと結果は大荒れ。8番人気のナランフレグが勝利し、丸田恭介騎手の男泣きインタビューが痺れました!2着には5番人気ロータスランド、そして3番人気にはブービー17番人気のキルロードがまさかの入着。
誰がいったいこのような結果を予想できたでしょうか?
当然ながら私は一頭も買った馬が絡まないという結果となりましたw
それでは本日のレースを振り返りたいと思います。

高松宮記念(GⅠ)― 中京競馬場

春の快速馬を決めるスプリント競走、高松宮記念。
中京競馬場の芝1200mで開催され、今年は全18頭の猛者たちが集合しました。
馬場コンディションは連日の悪天候により、重馬場。これによってますます前を往く馬が止まらないのかと予想されるも、その結果は大きく違ったものとなります。
最終オッズ上位人気3頭は以下の馬でした。
※番号は人気順で、馬番・枠番ではありません
1⃣レシステンシア[牝5](横山武史騎手)
父:ダイワメジャー 母:マラコスタムブラダ
最終単勝オッズ 2.2倍
昨年の2着馬であり、二度目の挑戦となるレシステンシアが本命トップに。非常に速いタイムを叩き出し、逃げ・先行策でスプリント・マイル戦で爪痕を残し続けてきたがGⅠ勝ち星はデビューしてすぐの阪神ジュベナイルフィリーズのみ。横山武史騎手初コンビで今年こそは快速女王の名を轟かせることが出来るか。
2⃣メイケイエール[牝4](池添謙一騎手)
父:ミッキーアイル 母:シロインジャー
最終単勝オッズ 5.2倍
白毛馬の一族で、レース中の荒くれっぷりがファンの間で話題のメイケイエール。桜花賞で大敗してから路線をスプリントに切り替えたところ、成績が上昇。デビューしてしばらくは不安定なレースが続いていたが、最近は精神面も落ち着きを見せている様子。
3⃣グレナディアガーズ[牡4](福永祐一騎手)
父:フランケル 母:ウェイヴェルアベニュー
最終単勝オッズ 5.6倍
怪物と呼ばれたフランケルの子供。朝日杯フューチュリティステークスにて勝ち星を挙げ、その後マイル路線で活躍してきた。前走阪神カップでスプリンターの可能性を見いだした。が、枠順の不安と馬場の不安が付きまとってくる要素も。
最内から抜け出した今年の快速王!
好ダッシュで逃げたレシステンシアでしたが、最後の直線で隣のジャンダルムに差され始めてから前方が崩れ始めてしまう。その合間を縫って内から飛んできたのは、なんとナランフレグだった!馬郡の間の一瞬の隙を見極めた丸田恭介騎手、快挙でした!
二番手には前目の馬郡を外から突き抜けて見事に差した、ロータスランド!伸び脚はナランフレグに負けないほどの末脚を見せ、もう少しの差で勝てていた可能性もあったほど。
そして3着には前方のレシステンシアとジャンダルムの前争いをすぐに後ろで控えて様子を見ていたキルロード。前が崩れると一気に前へ前へと溜めていた脚を一気に開放し、見事両脇の差し勢の勢いにも負けずに3着へと粘ることが出来ました!
好スタートだったにも関わらず逃げ粘ることが出来なかったレシステンシア。少し前から控えたほうがよかったのか、まさかの脚色が落ちて失速してしまう。メイケイエールは最後の直線で安定した伸び脚を見せたものの、先に伸び脚を仕掛けていた前方には惜しくも届かず。グレナディアガーズはあまり伸び脚を見る事なく後方で競馬、懸念していたことが現実となってしまったのか。
結果は以下の通り。
■高松宮記念2022(GⅠ) 結果・払戻 | netkeiba.com
https://race.netkeiba.com/race/result.html?race_id=202207020611&rf=special_pickup

春一番は春の嵐!
まさかまさかの8番人気→5番人気→17番人気の決着により三連単は278万円ととんでもなく膨れ上がってしまった春のスタート。こんなの買えませんw
逃げを選択したレシステンシアが好スタートを決めたばかりに、その勢いを先頭でキープしたことが仇となったのか。思えば人気上位でも不安要素がやや見受けられた今回の高松宮記念だったが、まさかそれでもこの快速馬たちはなんだかんだ飛んできて馬券内に絡んでくるのかと思いきや、敗北という結果に。
これを買えた方々は一体どんな予想をしたら買うことが出来るのでしょうか?
脳みその中を見せてほしいくらいですw
終わりに――

開幕GⅠはとてつもない結果で終わってしまいました。凄いレースを見たことは間違いありませんね!
今思い返せば・・・といった要素は多々あったものの、それがまさかこんな結果に結びつくかと予想することは難し
次回は来週の大阪杯にて!
昨年の年度代表馬であるエフフォーリアの始動、果たしてどうなるか!?
ドンディーでした!