菊花賞馬の実力は伊達じゃなかった!
こんばんは。ドンディーです。
本日は、天皇賞・春が行われました。
平場の芝GⅠでは最長となる、3200mもの長丁場で繰り広げられる春の大舞台。
凱旋門賞へ向かったディープボンドが大本命とされた中で勝利したのは、メンバー中唯一のGⅠ馬であるタイトルホルダーでした!
横山和生騎手も念願の初GⅠ勝利を飾ることが出来、横山家親子3代での天皇賞制覇という快挙も成し遂げ、まさに最高の結果となったのでした!
それでは本日のレースを振り返りたいと思います。

天皇賞・春(GⅠ)― 阪神競馬場

GⅠ天皇賞・春。
障害競走を除き、GⅠクラスの重賞では最も長い芝3200mという長丁場を走る。秋に行われる天皇賞が2000mという中距離王者決定戦なのに対して、こちらは長距離で強い馬を決める競走。これは菊花賞が3000mの更に200mの延長となり、重賞競走全体を通すとステイヤーズステークス(3600m)・ダイヤモンドステークス(3400m)に次ぐ距離である。もちろんその2レースの勝ち馬も参戦してきている。
また、長きに渡る歴史の中で今年から一着賞金が1億5000万円から2億円に増額された(春・秋ともに)ということで、ジャパンカップ・有馬記念に続いての高額賞金重賞としても名が知られています。
春・秋と2度開催され、競争条件は全く別物のレースではあるが同じ天皇賞のくくりとして、第166回競走は今年の秋の天皇賞にて行われることになるのです。
クラシック競走である菊花賞が、”最も強い馬が勝つ” とされていることから、まさに天皇賞・春においても春の最も強いステイヤーを決めるレースとされるでしょう。今年は天皇盾を獲得できるのはどの馬なのか、注目が集まります。
最終オッズ上位人気3頭は以下の馬でした。
※番号は人気順で、馬番・枠番ではありません
1⃣ディープボンド[牡5](和田竜二騎手)
父:キズナ 母:ゼフィランサス
最終単勝オッズ 2.1倍
昨年は同レースで2着と苦い結果を残しつつも、海外遠征にてフォワ賞を1着で制覇、更に凱旋門賞を経験したことでここに来て非常に経験値の高い馬へと成長。凱旋門賞帰りすぐでありながら、有馬記念も2着で奮闘、阪神大賞典では2年連続で勝利。にも拘わらず、未だにGⅠを制覇していないという。得意の長距離で、天皇盾と重賞勝利を手に出来るのか。
2⃣タイトルホルダー[牡4](横山和生騎手)
父:ドゥラメンテ 母:メーヴェ
最終単勝オッズ 5倍
メンバー中唯一のGⅠ馬であり、昨年の菊花賞を見事に逃げ切って勝利して見せた昨年の3歳世代ではその強さを示した一角。まさに今回の条件もうってつけのコースであり、鞍上の横山和生騎手も初のGⅠ勝利を目前とした体勢で臨む一戦。前走の日経賞でも圧倒的な強さで完勝し、期待の2番人気で仁川の芝を駆け抜ける。
3⃣アイアンバローズ[牡5](石橋脩騎手)
父:オルフェーブル 母:パレスルーマー
最終単勝オッズ 7.8倍
それまでは特に目立ったような成績もなく、堅実にクラスを駆け上がってきた一頭。しかし近走のステイヤーズステークス、阪神大賞典では勝ち馬に届かずとも大きな差のない2着という結果を残す。ライバルである上位人気が大外枠に入った中、最内枠を引いたアイアンバローズは重賞初制覇の大きなチャンスが巡ってきたと言える!
更なる底力を脚力で示してみせた!
勝利したのは、終始前を譲ることなく見事3200mを逃げ切って見せたタイトルホルダーだった!まさに名前の通りの活躍をここでもしてみせたのです!
ゲートが開くといきなりシルバーソニックが落馬するというアクシデントがあったものの、他の馬の先手を許すことなくスムーズに前目へ行くタイトルホルダー。空馬や他の馬の追走にも一切怯むことなく、まさに肉体・精神ともに強い馬を実力で示したのでした!
2着にはまたもや昨年と同じ結果となってしまったディープボンド。大外枠からも着実に位置を上げていき、最後の直線で一瞬前方を塞がりかけたりしたもののその脚はやはり伊達ではないですね。結果的にタイトルホルダーの逃げに追いつくことは出来ずとも、強い内容でした。
3着はテーオーロイヤル。中段からやや前寄りに逃げているタイトルホルダーを見ながら追っていき、空馬との危なっかしい並走を繰り広げながらも最後の直線でも粘り強さを見せての3着。こちらはダイヤモンドステークスの勝ち馬ということもあり、ステイヤーとしての意地がありました。
結果は以下の通り。
■天皇賞・春2022(GⅠ) 結果・払戻 | netkeiba.com
https://race.netkeiba.com/race/result.html?race_id=202209021211&rf=special_pickup

久しぶりに固めの重賞へ
春GⅠはなかなか荒れ模様の続くレースが多かったので、本日の結果としては結構固めに落ち着きましたね。大外枠だとタイトルホルダーもなかなか簡単には逃げられないのではと思いつつも、他に行く馬がいなかったのでこうなるとあとは馬の実力のみ。
アイアンバローズがもしかしたら先に行ってしまうのではとも予想されたので、予想を蹴ってしまった私は大外れです!もしそうなってくると荒れそうな気がかな~りしてきたが為に、結構穴馬をディープボンドと絡める作戦をしてきたのですがなかなかうまくいきませんねw
しかしレース開始直後に落馬した川田将雅騎手は大丈夫でしょうか。シルバーソニックも長い距離を負担なく全力で走れたはいいものの、ゴールしたあとに何故か外ラチを障害競走かのように飛び越えてぶっ倒れてしまいました!暫く起き上がらなかったので心配でしたが、その後起き上がって無事に運ばれていったようです。あの感じだと無傷とはならなさそうではありますが、何もないことを祈ります。
終わりに――

ゴールデンウィークに入ってからは全く当たらずに運が向かない私ですw
張り切って早い時間のレースから色々と手を出してみるものの、なかなか展開がハマりませんね~!
次回は、NHKマイルでまたお会いしましょう!
ドンディーでした!