競馬

【第27回 NHKマイルカップ(GⅠ)】ダノンスコーピオン&川田将雅騎手おめでとう!

じわじわ忍び寄るサソリが、一気に差した!

こんばんは。ドンディーです。

本日は、NHKマイルカップが行われました。
3歳の若手馬たちによって繰り広げられる、その名の通り芝マイルでの王者が決まる春の一戦です。

一番人気が4倍台と非常に割れたオッズとなっており、難解なレースとなった今年のNHKマイルカップはやはり一筋縄ではいかない結果となりました。

勝利したのは大外枠のダノンスコーピオン!前走のアーリントンカップから連勝を挙げ、見事に結果を残しました。先週開幕から落馬してしまった川田将雅ジョッキーは、ここで大きく挽回したと言える内容の騎乗でありました。馬の粘り強さと手綱捌きが生んだ結果でした。

それでは本日のレースを振り返りたいと思います。

NHKマイルカップ(GⅠ)― 東京競馬場


GⅠNHKマイルカップ
東京開催連続GⅠのひとつめにして、3歳の牡馬牝馬によるマイラーを決める春の重賞レースです。

本日は天候にも恵まれ、18頭の若きマイラーがこの舞台に挑戦。また先日から海外よりダミアン・レーン騎手を迎えての一戦。ダミアン・レーン騎手はこの東京競馬場の芝マイルの成績が良いとのデータが!

また冒頭で記した通り、非常に難解なオッズとなった2022年のNHKマイルカップ。各方面から上りつめてきた強者が集まってきたわけですが、飛びぬけたと言う印象の馬は正直不在。それが数値によく現れていたと言ってよいでしょう。

最終オッズ上位人気3頭は以下の馬でした。

※番号は人気順で、馬番・枠番ではありません

1⃣セリフォス[牡3](福永祐一騎手)

 父:ダイワメジャー 母:シーフロント
 最終単勝オッズ 4.0倍

デビュー3戦を連勝、朝日杯フューチュリティステークスでは惜しくも2着に敗れるも、非常に期待値の高さから一番人気の支持を得た一頭。充分な休養を与えられ、重賞初制覇を福永祐一騎手と共に目指す今年初の一戦となった。

2⃣インダストリア[牡3](D・レーン騎手)

 父:リオンディーズ 母:インダクティ
 最終単勝オッズ 4.9倍

着実な勝利を重ねて挑んだ、前走弥生賞では5着に敗北。クラシック路線からマイル路線へと切り替えて、更に来日したD・レーン騎手とのコンビで挑む重賞。この路線変更は、吉と出るか凶と出るのか?

3⃣マテンロウオリオン[牡3](横山典弘騎手)

 父:ダイワメジャー 母:パルテノン
 最終単勝オッズ 6.6倍

シンザン記念を勝利し、ニュージーランドトロフィーでは2着と重賞戦線でも結果を出し続けているマテンロウオリオン。横山典弘騎手との相性は結果が示しており、若きマイラーとして期待される。GⅠ制覇となるか。

母の日に贈るピンクの帽子!

逃げると思われていたジャングロがゲートが開く前に激突、先行争いが想定していたものとは違った展開となったスタート。トウシンマカオが逃げる形となって運ばれたレースはそこまでハイペースでもなく流れていく。その中で最後の直線、外から内に向かって脚を伸ばしてきたのはダノンスコーピオンだった!

更にそれを大外から追ってきたマテンロウオリオン。かなりの後方から競馬をしていたにも関わらず、勝ち馬を差してくる勢いで末脚を発揮したものの惜しくも2着に。着差ほどの差は全くなく、かなり高い素質を感じさせた一頭でありました。

驚きなのが、更にそのマテンロウオリオンに付いていくかのように脚を伸ばしてきた最低人気のカワキタレブリーだ!こちらもほぼ最後方からの流れで、最後の直線まで後ろという絶望的な位置取りから外に出し、すぐ横で懸命に脚を伸ばしたマテンロウオリオンにほぼくっつく形で3着へと入着してしまう。粘っていたセリフォスすらも躱してしまった、人気とは裏腹に隠された真の実力が発揮されたのだった!

セリフォスは最内で最短距離を粘り強く走っていたものの、外からの上位3頭の追撃を躱すことは出来ず。こちらも勝ち馬たちとの大きな差はなく、4着と敗退。インダストリアは更にその後ろという着順に。

結果は以下の通り。

NHKマイルカップ2022(GⅠ) 結果・払戻 | netkeiba.com
https://race.netkeiba.com/race/result.html?race_id=202205020611&rf=race_submenu

※netkeiba.comより引用

大きな穴を空けたカワキタレブリー!

まさかの3着が18番人気と大波乱を迎えた今年のNHKマイルカップ!これは相当広く買わないと取れないという、始まる前から荒れそうな予感はしていたものの荒れすぎという結果にw

東京の最後の直線で足を伸ばせたのは、どれも外からの馬ばかり。おまけに2着・3着はともにほぼ最後方から末脚を爆発させているということで、新たな底力が見えましたね。まさか菅原明良騎手、ここにきてどでかい風穴を空けてしまったものです。

私はマテンロウオリオンに目をつけて買っていましたが、負けてはしまったものの私の目に狂いはなかったかな~と安心もありました。次も必ず活躍出来る一頭となることでしょう。そして母の日ということでやってきたピンクの川田将雅、恐るべし。

終わりに――

ゴールデンウィークもとうとう終わりを迎えてしまいました。結局勝つことが出来ずに終わってしまって私は悲しみを覚えますw

次回は、白毛馬ソダシとデアリングタクト、レイパパレなどなどの注目馬が集まる!
ヴィクトリアマイルでお会いしましょう!
ドンディーでした!

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