今回は、Twitterで140文字以内の超短編小説を呟かれているという面白い試みをされている主さんより、面白かった創作ネタがありましたので取り上げさせていただきました。
子供なら気になることもあるでしょう。自分の両親がどうして結婚しようと思ったのかとか、どういう出会いをしたのかという疑問。
ママがパパに惹かれたという瞬間を語ってくれているのですが、そこには子供が理解しかねるとんでもない落とし穴があったのです…!
「ママはどうしてパパと結婚したの?」
「私がレンタル屋でバイトしてた頃、パパは常連さんだったのよ。いつも借りたビデオは最初まで巻き戻してから返してくれた。それで、あぁ そういう気遣いが出来る人と結婚したいなぁ…って思ったの」
幸せそうに語るママに私は更に聞いた。
「巻き戻しって何?」
※ツイート元より引用
↓
●…へ?巻き戻しって言わへんの?
何で言うん?そもそも戻さんのか?…
●20代前半ですけど、同年代で巻き戻しが通じないと結構ショックを受けたりします…
今は「早戻し」と言うそうですが、YouTubeの動画を戻す時でも「巻き戻し」って言っちゃいますね
●ここでコメントしている人がみんな 「ビデオ」がわかっている前提で話をされているが、 そもそも「ビデオ」って何? だと思いますよ
●確かに、今はもう…、
『ビデオとっといてくれた?』
これも通じないのね…
【チャンネルも回さない時代】
●テレビにリモコンがない時代を知らない娘につい、
「チャンネルまわして」
と、言ってしまい通じない現実が。。。💦
●ビデオからDVDになった時、逆再生して返さなくてはいけないと思いこんでた人知ってます。なかなか戻らなくて諦めて冷や冷やしながら返したけど、何も言われなくてよかったーとほざいておられました😑
●まだVHSが健在で、DVDが普及し始めた頃にレンタルのDVDを返す時に
「すいません、巻き戻し忘れました」とボケて遊んでました(^_^;)
●ダビングとかもそのうち死語になるんだろうか……
●素晴らしい小説をありがとうございます。3倍速で読破しました。
プロポーズの言葉はきっと 「俺とダビングしてくれ」 だったでしょうね
●ママもその言葉で過去から現実に引き戻されちゃったんだね…😅
●巻き戻しっていうはねYou Tubeとかのシークバーを1番初めに持っていくことよ
●「巻き戻ってほしいわね。傷を負う前に」
どこもケガをしていないはずのママは一昨日の方角を涙を流してみつめていた。
●そもそもおとんはレンタルしに来たんじゃなくておかんに会いたかっただけで
実はビデオは見てなかったから巻き戻されてたんじゃないんだよ
●次にくる質問はきっと
「レンタル屋って何?」ですね
●_人人人人人人人人人人人人人人_
> ジェネレーションギャップ <
 ̄^Υ^Υ^Υ^Υ^Υ^Υ^Υ^Υ^Υ^Υ^Υ^Υ^Υ^Υ ̄
思い出から現実に巻き戻し
これは残酷なジェネレーションギャップ…
私も小さい頃はレンタルビデオ店でよくレンタルしてましたが、すっかりその文化も減ってしまいましたねw
ビデオも巻き戻しも分からないと言う言葉に衝撃が走ってしまって、すっかり両親の馴れ初め話なんてどこかへ行ってしまったようですw
創作話ではありますが、この親と子のギャップをよく表した短編小説でした!