4年ぶりの3歳馬の快挙達成!
こんばんは。ドンディーです。
本日は、阪神競馬場にてマイルチャンピオンシップが行われました。
雨雲が広がって一時は雨も降った天候でしたが、馬場は荒れることなく開催されました。
今年も注目のマイラーである牡馬・牝馬がこの阪神に集結。春のマイルGⅠで好成績を残した馬たちが雌雄を決することとなり、その人気はかなりの割れ加減となって非常に難解でした。
そんな2022年のマイルチャンピオンシップの冠を手にしたのは、3歳牡馬🏇セリフォスでした!クラシックロードから路線をマイルへと切り替え、期待されつつもなかなか勝ちきることが出来ずにいたNHKマイルと安田記念。ともに4着と悔しい想いで終わった春から一転、大きく成長した彼は見事このGⅠ古馬が集まったこのレースで優勝を飾ることが出来ました。
鞍上は海外から参戦のダミアン・レーン騎手。先週のエリザベス女王杯で勝利した外国人ジョッキー、クリスチャン・デムーロ騎手に続いての外国人ジョッキーの快挙でした。
それでは本日のレースを振り返りたいと思います。

マイルチャンピオンシップ(GⅠ)― 阪神競馬場

マイルチャンピオンシップは、主に京都競馬場で開催されてきた秋の芝1600mのマイラーたちの頂点を決める一戦。春で言うと安田記念が条件としては近い形となる、3歳から古馬まで牡馬牝馬問わずに繰り広げられるGⅠレースです。
京都競馬場が来年から再開となるため、マイルチャンピオンシップの阪神競馬場開催も3年連続となりましたが今年で暫くこの舞台で見ることはなくなりそうです。すっかり阪神競馬場開催で慣れてしまっただけに、来年からはまた予想の仕方も変わりそうです。
そんな阪神の舞台で、今年も豪華なマイラーたちが17頭と揃いました✨
昨年は🏇グランアレグリアと言う名馬の前に敗れた古馬たちも、その女王が不在の今そのマイラー王の座を再び狙う。もちろん、若き精鋭たちもそのタイトルを狙って古馬たちに負けじとやってきています。
3歳でこのマイルチャンピオンシップを制覇した、名馬🏇タイキシャトルの血統である子供たちが誘導馬を務めるという粋な本馬場入場。レースにも10歳でまだまだ現役を務める🏇ベステンダンクが、同名馬の産駒です。
最終オッズ上位人気3頭は以下の馬でした。
🏇★★★1番人気★★★🏇
🏇④シュネルマイスター[牡4](C・ルメール騎手)
🏇父:キングマン 🏇母:セリエンホルデ
最終単勝オッズ 3.6倍
昨年の3歳デビュー時から、弥生賞を経てマイラーへと転身。直後のNHKマイルカップでは衝撃の1着と力を見せつつ、3歳ながらも海外を経験したりスプリンターとしての挑戦もあったりと活躍の幅を広げて実力をつけてきた外国産馬。昨年のマイルチャンピオンシップでは🏇グランアレグリアに敗れての2着だったが、女王が引退した今、あの時獲れなかった称号を再び獲りにリベンジ!
🏇★★2番人気★★🏇
🏇⑥ソダシ[牝4](吉田隼人騎手)
🏇父:クロフネ 🏇母:ブチコ
最終単勝オッズ 4.4倍
言わずと知れた白毛のアイドル、🏇ソダシ。直前までは一番人気をキープするほどの人気と実力を兼ね備えた歴史上初の白毛のGⅠ馬は、この阪神芝1600mは無敗と得意舞台。ダートを使ったり中距離でも活躍はしたが、本来の素質であるマイラーとしての挑戦。ヴィクトリアマイルでは牝馬の頂点を決めた、今度は牡馬相手にもその実力を見せつける!
🏇★3番人気★🏇
🏇⑤サリオス[牡5](R・ムーア騎手)
🏇父:ハーツクライ 🏇母:サロミナ
最終単勝オッズ 6.2倍
3歳では🏇コントレイルを前にクラシック競走で2着を続け、マイラーとして転身したもののなかなか結果を出せずにいた🏇サリオス。海外を一度使ったことでだんだんと結果が付いてくるようになり、前走の毎日王冠GⅡではその強さを示しての1着。今回は朝日杯フューチュリティステークス以来のコンビとなる、R・ムーア騎手とのコンビで頂点を狙う!
大外から末脚爆発の三歳馬!
前半は逃げ争いが激しく入れ替わっていく中、レースの中盤では🏇ファルコニアが先頭をキープ、最終的に直線では🏇ロータスランドが一時は先頭に立つ。しかし最後の直線で有力馬たちが伸び脚を内と外から同時に伸ばしていく中で、大外から後方にいた🏇セリフォスの爆発的に伸びる末脚がさく裂!ほぼシンガリからのごぼう抜き!
届くのかどうかと不安になる位置からの大逆転劇。しかし馬場が一番良好の位置から徐々に徐々にスピードに乗り、上がり最速で決めてみせた!なかなか勝ちきれずにいた重賞も、やっと王の座を獲得出来たのでした。
2着には内から勢いよく伸びてきた唯一の一頭、🏇ダノンザキッドの姿が!🏇ソダシのすぐ右側を走っているところを、直線最後数百メートルでソダシとの激しい叩き合いを繰り広げ、内側の隙を狙って伸ばすことが出来たのです。昨年のホープフルステークスで勝利してからというものの、成績に伸び悩みを見せて評価が大きく落ちてしまった8番人気🏇ダノンザキッドでしたが、本来の力をやっとここで見せてくれたような気がします。
🏇ソダシは前方の馬たちの入れ替わりが激しい中、そこに惑わされることなく落ち着いたレース運びで先行していき、最後の直線に真ん中やや外寄りから逃げ・先行勢を一気に差しにかかるも、内から脚を伸ばす🏇ダノンザキッドと激しい争いに、はたまた外からとてつもないスピードで駆け抜けていった🏇セリフォスに差されてしまう。すぐ脇からは🏇ソウルラッシュの伸びも襲い掛かってきたが、根性を見せての3着。2着争いには負けてしまったものの、更に大接戦となった3着争いにはなんとか勝つことが出来ました。
1番人気だった🏇シュネルマイスターは、中団あたりで前の様子を伺っての前半でしたが、最後の直線で外側にいた🏇エアロロノアとの叩き合いが繰り広げられ、うまく外側に出すことが出来ず伸び脚も最後は発揮したものの5着と届かず。本来の走りが出来ていなかった可能性がありました。
3番人気🏇サリオスも、🏇シュネルマイスターの後ろで隙を伺ってのレース運びをしつつも直線では内側を選択。しかしかなりの後方寄りで、なかなか前が開かずに見せ場を作ることが出来ずに14着。まさかの大敗となってしまったのでした。
結果は以下の通り。
■マイルチャンピオンシップ2022(GⅠ) 結果・払戻 | netkeiba.com
https://race.netkeiba.com/race/result.html?race_id=202209050611&rf=special_pickup

上位は人気薄で荒れ気味馬券
🏇セリフォスが6番人気と意外にも低めとなった人気で最終オッズが決定し、ほぼ8番人気の🏇ダノンザキッドとそう変わらない人気。しかしそれが馬券を大きく膨らませることとなりました。
🏇シュネルマイスターと🏇サリオスはまさかの複勝圏外となり、唯一粘りきった人気馬が🏇ソダシで3着。レースを見ていても最後不人気馬が一気に外と内で脚を伸ばしていましたから、これは展開次第でまた大きく膨らんでいた可能性も大きい内容でした。
私は三連複で🏇シュネルマイスターと🏇ソダシを2頭軸に9頭ほど流していて、🏇セリフォスと🏇ダノンザキッドもそこでしっかり捉えていたのですが…まさかの🏇シュネルマイスターが上位争いに加われないとは誤算でした…
🏇ダノンザキッドの評価の低さは割とねらい目だと思っていいところを目つけていたとは思ったのですが、まさか本命が崩れるとはw
もう少し広くいってれば獲れていましたね…
しかし!🏇ソダシちゃん大好きな私はまたもや大勝負に出ることを直前で決意。相手関係的に1着の望みはどうかなと疑問に思いつつも、単勝1000円と複勝10000円でそれぞれ賭けてみると…来てくれたではありませんか!正直🏇ソウルラッシュの追込みにはかなりヒヤヒヤさせられましたが、無事に当てることが出来てよかったです。しかも不人気馬が頭から来ていたため、複勝も2.2倍と2番人気の馬にしてはかなり美味しい配当!
🏇ソダシちゃんには頭が上がりませんね✨

終わりに――

というわけで、🏇ソダシちゃんのおかげで勝利を手にすることが出来ました。
他のレースは全く駄目駄目だっただけに、この配当はかなり大きかった…!
やっぱり好きな馬はちゃんと毎回応援しないとなって思いました!
正直ヴィクトリアマイルの時も同じように割れていて難しく、怖気づいて買わなかったら勝ってしまったのですからねw
来週は、ジャパンカップが外国人ジョッキー、外国産馬をたくさん迎えて開催です。
ドンディーでした!