無敗で駆け抜けた、新たな新星誕生!
こんばんは。ドンディーです。
本日は、阪神競馬場にて朝日杯フューチュリティステークスが行われました。
先週の阪神ジュベナイルフィリーズに引き続き、2歳の若き牡馬たちによる年末の頂上決戦です。
この舞台を勝利した馬たちは、過去にもここから次の年に向けてクラシック競走を駆け抜けていきました。来年3歳となって重賞戦線に挑戦していくための大事な一戦となるこの競走。17頭もの2歳牡馬が集まった中勝利したのは、無敗でGⅠ競走を勝利した🏇ドルチェモアでした!
鞍上の坂井瑠星騎手は今年これで秋華賞に続いてGⅠ2勝目を獲得、ジョッキーとしても若手である彼が2歳の新たな名馬を勝利へと導いた瞬間でした✨
来年はこの馬の大きな成長ぶりに期待が高まりますね。
それでは本日のレースを振り返りたいと思います。

朝日杯フューチュリティステークス(GⅠ)― 阪神競馬場

毎年暮れに阪神競馬場で行われる、2つの2歳重賞。そのうちの後半戦にあたるのは2歳牡馬のみで繰り広げられる朝日杯フューチュリティステークス。フィーチュリティは未来を意味し、まさに未来の若きエースたちが集合するというわけです。
芝1600mのマイル戦で、基本的には牡馬がメインとなるが牝馬の出走も認められている。しかし牡馬でも去勢した牡馬には出走することが出来ない。翌年のクラシック競走を目指す上でも欠かせない、年末最後の2歳王者を決めるのがこの朝日杯フューチュリティステークスということですね。
デビューしたばかりの馬から、既にキャリアを積んできている者まで実に様々。デビューしてからいきなり直結でここに来る馬を相当ポテンシャルの高いと捉えるか、まだまだ早計と捉えるかは買う側としても難解となりそうです。
そのためオッズも先週同様抜けた数値の馬は不在で、しかし人気としてはやや数頭に絞られていたかなという印象。3倍台からのオッズではあったものの、人気はある程度見て分かるという状況。
最終オッズ上位人気3頭は以下の馬でした。
🏇★★★1番人気★★★🏇
🏇②ドルチェモア[牡2](坂井瑠星騎手)
🏇父:ルーラーシップ 🏇母:アユサン
最終単勝オッズ 3.1倍
8月に札幌でデビューし、新馬勝ち。その後すぐに東京にてサウジアラビアロイヤルカップにてGⅢ競走に参戦するも2番人気の支持ながら勝利を納め、現在無敗で突き進む。3戦目にこのGⅠ競走に出走することとなり、鞍上は横山和生騎手からルーキー坂井瑠星騎手に乗り替わり。今年秋華賞で初GⅠ勝利となった若手が導く!
🏇★★2番人気★★🏇
🏇⑫ダノンタッチダウン[牡2](川田将雅騎手)
🏇父:ロードカナロア 🏇母:エピックラヴ
最終単勝オッズ 3.6倍
🏇ドルチェモアと人気をトップで争っていた人気で支持された🏇ダノンタッチダウン。馬主であるダノックスからは毎年のように良血で強い馬を輩出しており、🏇ダノンタッチダウンは先日も香港で活躍した🏇ダノンザキッドが近親として挙げられている。少々精神面に若さが残るとの指摘だが、豪脚は前走からも分かる通りとてつもない能力を秘めている。
🏇★3番人気★🏇
🏇⑭レイべリング[牡2](横山武史騎手)
🏇父:Frankel 🏇母:Noyelles
最終単勝オッズ 6.5倍
11月に東京で新馬勝ちを経てここにやってきた、まだまだキャリアの浅い外国産馬。しかし前走は中団後ろ目につけて仕掛けどころを待っていたのかと思うと、直線で外に出してからの一気に伸ばしていった末脚は驚きの完勝となった。父は怪物と呼ばれたGⅠを10勝したフランケル、その怪物の濃い血が受け継がれたこの馬が2歳牡馬の頂点へ。
大外か歳馬!
17頭の頂点に立ったのは、🏇ドルチェモア!好スタートを決めてから一旦先頭を許してからチャンスを伺い、直線にて前方が空いたところを抜け出たところですかさず騎手のムチが入ったかと思うとすぐに馬が反応を見せ、一旦は許した前方の馬たちをまた差し返した!
後ろからも外から豪脚で伸ばしてきた2着、3着の馬たちが。しかし先に抜けて反応を見せてからの🏇ドルチェモアの勢いを後続の馬たちが差し切ることは出来ず、そのまま押し切って見せました!
2着に入ったのは、ちょっと前半の運びと最後のコーナー辺りまでの手ごたえに不安を感じさせられてしまった🏇ダノンタッチダウン。しかし直線最後で騎手のムチ入れによってやっとこさ反応したかと思うと、後方からとてつもない脚で食い込んでいく!あと数百メートルあれば🏇ドルチェモアを差し切るのに充分であったでしょう。
3着には中団外で位置どって様子を伺いつつ、最後の直線で堅実に脚を爆発させていった🏇レイべリングが入選!出だしから有利な位置取りでキープしてからの直線勝負は、🏇ドルチェモアを差し切る勢いで伸びていったものの惜しくも届かず、更に大外からとんでもない末脚でやってきた🏇ダノンタッチダウンにギリギリで差されてしまいました。
しかしこの3頭、大きな差はなく次は🏇ダノンタッチダウンも🏇レイべリングも調整次第ではリベンジが充分叶うであろう内容でした。来年が楽しみなトップ3でした。
結果は以下の通り。
■朝日杯フューチュリティステークス2022(GⅠ) 結果・払戻 | netkeiba.com
https://race.netkeiba.com/race/result.html?race_id=202209060611&rf=special_pickup

上位人気決着も、悪くない配当
1番人気から3番人気が順番通り綺麗に決着。オッズにだいぶ迷いはあった数値ではあったものの、結局はファンが想像していた人気で着順が決まりました。
先週の2歳牝馬戦が荒れた内容だっただけに、まだまだ若い2歳戦でここまで綺麗に決まるというのも珍しいような気がしました。若いと言うのにゲート入りもお利巧な子が多かったですし、馬のレベルも年々上がってきているのでしょうか。
そして私ですが、今回はなんと完璧に三連単・三連複を獲得することに大大大・成・功!
堅めの決着だったのでそこまで高配当ではなかったですが、2と12を2頭軸固定で流してどちらも購入したので自分の予想通りに来てくれたのが滅茶苦茶嬉しい!!
しかし上位3頭は本当に差がなく、抜けた存在というわけでもなかったこの結果。今回はマイル戦でしたが、中距離であれば差し脚決まっていた2頭には来年の活躍が大きく期待出来そうですね!
皐月賞では、この中のどれかが冠を獲得することが出来そうです。楽しみですね!
終わりに――

というわけで、今週は勝利で終われた…!
正直2歳の重賞なんて普段以上に当てずらいのではないかと不安でもあったのですが…結果オーライでした!
今回は競馬仲間と共に予想を共有しながら楽しくやったのですが、それが良かったのかもしれませんw
来週は、いよいよ今年も大詰め、有馬記念です!
ドンディーでした!