競馬

【第67回 有馬記念(GⅠ)】イクイノックス&C・ルメール騎手おめでとう!

親子で制覇した、年末グランプリ!

こんばんは。ドンディーです。

本日は、中山競馬場にて有馬記念が行われました。
年末最後の大大大舞台グランプリ競走であり、出走メンバーも今年大活躍してきた強い馬ばかり!

そんな注目の馬たちが勢ぞろいした今年の有馬記念は、昨年の🏇エフフォーリアに引き続き今年も3歳のエースが勝ったのでした!勝利したのは父🏇キタサンブラックも制覇した、今年の3歳🏇イクイノックス👏

クラシック競走では無念の2着が続いていたところ、🏇天皇賞・秋ではやっとその結果を出すことが出来た🏇イクイノックスでしたが、なんと更に有馬記念も制覇してしまうという快挙ぶり。人気投票では🏇タイトルホルダー・🏇エフフォーリアに続いての3位となった🏇イクイノックスでしたが、人気を実力で示しました。

また、後から知ったことでしたがクリスマスに開催された有馬記念でのC・ルメール騎手の連帯率は100%との驚きのデータもありました。確かに1着2回・2着1回と来ていて、そして今年も見事1着で人気に応えるという結果に。こういうデータで見るのも面白いですね。

それでは本日のレースを振り返りたいと思います。

有馬記念(GⅠ)― 中山競馬場


有馬記念は、毎年12月の後半に中山競馬場で開催されるグランプリ競走。6月末の宝塚記念(GⅠ)と同じく人気投票を行い、その結果と目標にしている3歳&古馬で争われます。

人気投票の結果は、以下のようになりました。

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1.タイトルホルダー

2.エフフォーリア

3.イクイノックス

4.ドウデュース
5.アスクビクターモア
6.ソダシ
7.ジェラルディーナ
8.ディープボンド
9.スターズオンアース
10.ポタジェ


~以下割愛~

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やはり凱旋門賞まで出走した、国内でもGⅠ競走を多数勝利した🏇タイトルホルダーがやはり一位に輝きました。凱旋門賞は歯が立たずではありましたが、自分の得意脚質である逃げで流れを作って勝利を重ねてきただけに、また国内で走るということは再び頂点に立つことを期待した人も多かったことでしょう。

2位の🏇エフフォーリアは、昨年の年度代表馬でありクラシック競走はかなり惜しくも3冠を獲れずとも、天皇賞・秋や有馬記念を古馬相手にして3歳で勝利してしまうというかなりの実力を持った馬でした。しかし今年からは不調が続き、かつての栄光が今では見る影もなくなってしまった。しかし宝塚記念での敗北を最後に半年以上の調整を重ね、一回り大きくなって帰ってきたこの馬が一年ぶりに再び有馬記念を勝って復活劇を見せてくれることを夢見たファンは想像以上に多かったということでしょう。そうなったら感動ですね。

そして3位の🏇イクイノックスは、皐月賞・ダービー共に2着と悔しい結果が続いた。だからこそ、その悔しさをバネに調整を重ねて挑んだ天皇賞・秋では初古馬対決においてその力が上位であることを示してみせた。今年も3歳が有馬記念を制するのか、父🏇キタサンブラックが勝利したこの舞台を。そんな期待がこもった票数でもありましょう。

他にも3歳にして凱旋門賞に出走し、夢を載せた🏇ドウデュースや菊花賞覇者の🏇アスクビクターモア、白毛のアイドル🏇ソダシにエリザベス女王杯を制した🏇ジェラルディーナと言った、まさに今年の顔ぶれが特に10位以内には票が集まっておりますね。ローテーション等もありますから勿論こちらの上位が全て出走することは叶いませんが、賞金もかなりの高額でレベルの高い有馬記念ですから目標としている馬も多いです。

また、来年で調教師となって騎手を引退される福永祐一騎手が最後に挑む有馬記念としても話題に。有馬記念は未勝利という状況で🏇ボルドグフーシュと挑む最後の挑戦。果たして勝利の女神は微笑むのか?

様々な夢を載せた全16頭の有馬記念。

最終オッズ上位人気3頭は以下の馬でした。

🏇★★★1番人気★★★🏇

🏇⑨イクイノックス[牡3](C・ルメール騎手)

🏇父:キタサンブラック 🏇母:シャトーブランシュ
最終単勝オッズ 2.3倍

前走初めて挑んだ古馬重賞、天皇賞・春を勝利した今年の3歳牡馬。父は🏇キタサンブラックでこの有馬記念をラストランで勝利した成績をもつ。しかし父は1度・2度の挑戦と3着・2着とそう簡単には勝てておらず、3度目の正直にて結果を出した。1度目の挑戦で勝利すると父を超えたことにもなり、また若くして大きな重賞を勝利したことで年度代表馬に選ばれる可能性も近いと言える。

🏇★★2番人気★★🏇

🏇⑬タイトルホルダー[牡4](横山和生騎手)

🏇父:ドゥラメンテ 🏇母:メーヴェ
 最終単勝オッズ 3.6倍

決して名前負けすることなく、結果を出し続けてきた🏇タイトルホルダーが人気投票では1位を獲得したが、オッズでは2番人気の支持。今年は重賞を3連勝し、凱旋門賞に挑むまで昇り詰めてきた。海外帰り後となっての疲労度などが気になるところだが、宝塚記念を勝利した武器である逃げ脚が生きれば追いつけるライバルは少数であることでしょう。再び、国内でナンバーワンの”タイトルホルダー”へ!

🏇★3番人気★🏇

🏇⑤ジェラルディーナ[牝4](C・デムーロ騎手)

🏇父:モーリス 🏇母:ジェンティルドンナ
 最終単勝オッズ 7.4倍

今年のエリザベス女王杯を勝利し、最強の女王の座に君臨した超良血牝馬が3番人気。人気投票では7位に。母🏇ジェンティルドンナは数々のGⅠ競走を勝利し、ラストランに選んだ有馬記念を初参戦初勝利で終わって有終の美を飾った。前走初めてGⅠを勝利した際にコンビを組んだ凱旋門ジョッキーであるC・デムーロ騎手と再び組み、母共に有馬記念を制覇する夢を…!

この豪脚、誰にも止められない

有馬記念を見事制した🏇イクイノックスは、中団にて🏇タイトルホルダーが作るペースの中後ろすぎずにレースを運ぶ。第4コーナーで仕掛けどころに外から伸ばしていくと、なんと楽々と抜け出して強豪の古馬たちを突き放しての完勝!!

今回の有馬記念は後ろから飛んでくる脚質の馬が非常に多かった中、位置取りとしても完璧であった🏇イクイノックス。直線では🏇エフフォーリアといったあたりも外目に出して脚を伸ばす体勢は整ってきていたものの、ここは早めに先頭で争っていた凱旋門賞組を尻目に抜け出すと、軽めに叩いてからのスピードは圧巻。文句なしの完全試合となったのでした!現役最強はこの馬で決まりだ!

そして2着には後方2番手から様子を見つつ冷静に対処したかと思うと、3コーナー手前から徐々にスピードを上げて先頭集団まで加わると直線で🏇イクイノックスを追いかけるように末脚を爆発させた🏇ボルドグフーシュ!福永祐一騎手との初コンビでありながら、騎手の冷静な判断が生きたように感じます。

3着に入ったのはなんと出遅れて不利を受けてしまった🏇ジェラルディーナ!パドックや本馬場入場でもなかなかの入れ込み気味な状態であったが、やはりこれがスタートをマイナスへ…。しかし、後方3番手でも無理に前集団に行かせずに🏇ボルドグフーシュと後ろで並走したかと思うと、向こう正面で先に🏇ボルドグフーシュに仕掛けられたのちに怯ることなく直線で一気に追い込んでの3着!出遅れてのこの結果は驚きですね。

そしていつものように逃げてペースを作った🏇タイトルホルダーでしたが、以前ほどの逃げっぷりはあまり見られずもハナを切って先頭をキープ。しかし最後のカーブ手前で🏇ディープボンドが圧をかけるように接近してくると、そこで凱旋門賞君が争い出す。すると、その隙を見計らってきたかのように🏇イクイノックスや🏇ボルドグフーシュらがどんどん抜け出してしまう。すると、凱旋門賞からの疲労などもあったか粘り切ることが出来ずに終わってしまいました。これで、海外帰りの馬が不利といった理論が当てはまってしまいました。

半年ぶりに参戦した、昨年の覇者🏇エフフォーリアは5着に。復活劇とまではいかなかったものの、この半年で大きくなってきた結果が掲示板内入りであれば復調の兆しは見えてきたのかもしれません。🏇イクイノックスの末脚が何枚も上手でしたが、この結果であれば来年は…

結果は以下の通り。

有馬記念2022(GⅠ) 結果・払戻 | netkeiba.com
https://race.netkeiba.com/race/result.html?race_id=202206050811&rf=special_pickup

※netkeiba.comより引用

上位人気目決着にて、落ち着いた配当

昨年同様に一番人気が人気に応えて勝利。比較的決着としては堅めに終わった今年の有馬記念でしたが、三連単はやや万馬券に近いくらいの配当が出ました。

昨年と違い、前を唯一引っ張る🏇タイトルホルダーが残らなかったためか馬券内に絡んだ馬たちが揃って後方追込み・差し脚質の強い馬たちが入選するという結果となりました。末脚の爆発力の高さ順に決まったと言っても良い着順ですね。

私は今回年内最後の一大レースということもあり、⑨イクイノックスと⑬タイトルホルダーを二頭軸に三連単フォーメーションで30点買いするという、普段やらない買い方を決意!しかし🏇タイトルホルダーが崩れてしまったが為に結果は惨敗…残念でした。

個人的に福永祐一騎手は最後の有馬記念ということもあって、勝ちたいという想いから複勝圏内にはねじ込んでくるのではないかと予想していたのでそこは合っていましたね…
でも🏇ジェラルディーナに関してはどうしても入れ込み具合が気になってしまって途中で相手からは外してしまってました💦
実際それが原因か出遅れていたのに、よく3着まで来たなと思います。

有馬記念は敗北には終わりましたが…実は私前日の中山競馬場にて中山大障害(J・GⅠ)を見に行ったのですが、🏇オジュウチョウサンのラストランは感動したものです。まぁ馬券は思いっきり外しはしたのですが、その日のメイクデビュー中山5・6Rのこと。私は昨年も戸崎圭太騎手が新馬戦で絶好調だったことを思い出し、人気もどちらも上位目ではありましたが信じて購入。すると、どちらも1着で来たではありませんか!

というわけで、年末は戸崎圭太騎手のお陰でマイナスはなくややプラスで終わることが出来ましたー!先週も三連単が当たりましたし、実は水曜日の園田競馬の重賞も三連単が当たったので2022年の終わりは非常にほくほくで終われそうなんです!

まぁ、まだJRAも平日ですがホープフルステークス(GⅠ)や、地方の大井競馬場で行われる年内最後の大レース東京大賞典(GⅠ)などもありますから。マイナスにしない程度には狙っていきたいですねw

終わりに――

というわけで、馬券は外しましたが非常に見ごたえのある有馬記念で来年の古馬戦の期待の星がまたしても生まれてしまったのが良かったですね!

GⅠ競走の中でも特にトップレベルの馬が集まるレースはやっぱり面白いです。観戦するだけでも熱くなれますし、これだから競馬はやめらんねぇぜ!

来週は、いよいよ今年最後となるホープフルステークスが行われます。
年内最後に輝く2歳はどの馬となるのでしょうか?
ドンディーでした!

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